風のように時間は過ぎて行って

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なぜか、旅先でいつも鮮明な夢を見る。

 

 

特にインド。

 

 

ジャイプールとかプシュカルとか。

 

 

 

プシュカルはヒンディの聖地だし、ジャイプールでも一日に何回も、

 

 

近所のモスクから大音響でお祈りの始まりの音がする場所にホテルがある。

 

 

付き合う人たちはヒンディであれ、モスレムであれ、

 

 

とても敬虔な信者たちばかり。

 

 

 

周りの空気が祈りのエネルギーに満ちているから、そのせいなのかしら?

 

 

よくわからないけど・・・

 

 

 

 

母が亡くなった後は、何年か、母の夢ばかり見ていた。

 

 

夢は鮮明で、ちょっと夢とは思えないくらいリアルなの。

 

 

そして起きて、何時間経っても、次の日になっても覚えている夢。

 

 

 

 

夢でも会えて嬉しかったし、何かメッセージを受け取っている感じがしていた。

 

 

母も亡くなってもう6年。

 

 

最近はあまり出てこなくなったけど、

 

 

この頃しょっちゅう現れるのは、去年亡くなった私の親友。

 

 

 

35年以上の付き合いだった。

 

 

とっても仲が良かった。

 

 

彼女が結婚して、四国に帰った(その当時私はまだ大阪に住んでた)後も、

 

 

しょっちゅう電話しあっていたし、

 

 

小さかった子供を連れてよく大阪の私のアパートにも遊びに来た。

 

 

 

その後私が四国に引っ越してからも、徳島県と愛媛県でそう近くはないんだけど、

 

 

よく行き来していたな。

 

 

そして、二人の子供が無事学校を卒業して、彼女が仕事をリタイアしてからは、

 

 

毎日のように電話してたな。まるで女学生みたいに。

 

 

 

彼女とは、そうね、なんでも話せる唯一の人だった。

 

 

 

 

だけど、亡くなる3年くらい前から、何か疎遠になってしまって、

 

 

というか、一方的に避けられていて(と、私は感じていた。)、

 

 

私は失恋でもしたかのように、苦しんだものだった。

 

 

 

 

彼女が末期の癌と聞いたのは、もう亡くなる半年くらい前で、

 

 

それでも初めの3ヶ月くらいは、人づてに元気らしいと聞いて、

 

 

会いたいと思いながら会うこともできなかった。

 

 

 

 

だけど、もしかしたら、彼女死んじゃうかも? と思い出したら怖くなって、

 

 

それから会いに行ったっけ。

 

 

 

 

でも、もう完全に遅くてね。

 

 

アレヨアレヨと言う間に亡くなってしまった。

 

 

 

 

まだ話さなくてはいけないこと、二人の間で解決しなくてはいけないこと、

 

 

たくさんあったのに、結局何も話せないまま。

 

 

 

 

彼女が逝ってしまってから、彼女のことを考えない日は一日もなかったけれど、

 

 

決して夢に出てくることはなかった。

 

 

 

 

でも、ここにきて、立て続けに登場してくれる。

 

 

前と変わらない元気な姿でね。

 

 

そして、いっつも問題を提起して帰っていく。

 

 

 

この間も鮮明な夢を見た日の朝に、彼女の娘からメールが来た。

 

 

『昨日朝ちゃんの夢を見たから、どうしてるかと思って。』って。

 

 

何か、完全にシンクロしてるな。

 

 

 

 

彼女の写真を見るたびに、

 

 

『ああ、この人はこの写真のまま歳を取らずに、私だけが歳をとっていくんだな』

 

 

と思う。

 

 

 

なんでこんな話を思い出したかというと、

 

 

この仕入れの旅先で出会う人たちを見て、ああ、みんな歳をとったなぁと、

 

 

最近特に思うから。

 

 

 

最初の写真はいつも行くCafe に飾ってあった写真。

 

 

多分Cafeができた当時の写真。

 

 

 

私が行きだしたのは多分この10年くらい後からだと思うけど、

 

 

左から3番目のにいちゃんがここのオーナーだけど、

 

 

今はでっぷりお腹が出て、頭も相当薄くなって、今度娘が結婚するという。

 

 

 

 

IMG_0367.JPG

 

 

 

このおじちゃんは(今年は特におじちゃんと思ったけど)

 

 

いつもの両替屋。

 

 

もう20年の付き合いだけど、頭はめっきり白髪になって、

(それはこちらも同じ)

 

 

老眼鏡かけてたりするから(それもこちらも同じく)

 

 

 

めっきり老けたなーと思った。

 

 

 

ちなみに、このおじちゃんの向かって左側にある写真に若かりし頃の彼が写っている。

 

 

 

 

めっきり老けたなーと思うのは、多分相手も一緒なんだろうな。

 

 

こちらがびっくりしてるのと同じように、向こうもびっくりしてるんだろうな。

 

 

 

 

・・・・・と思っていたら、死んだ人はもうそれ以上歳を取らないのか、とふと思った。

 

 

 

 

きっと死んだ時と同じままの顔を見ながら、私はどんどん歳をとっていくんだなーって。

 

 

そして、夢に出てくるときにも、死んだ時と同じままで出てくるんだなーって、

 

 

そう考えたらふと切なくなった。

 

 

 

 

ああ人生なんて、ほんの一瞬の出来事ね。

 

 

風のように時間は早く過ぎていって、

 

 

また魂に帰っていくのね。

 

 

と、なぜか今日はしみじみと思う。

 

 

 

 

去年は親しい人がずいぶん亡くなった。

 

 

もう50もだいぶ過ぎたから、これからはどんどんそういうことが起こるんだろうな。

 

 

つい最近も古い友人が亡くなったと連絡があった。

 

 

 

 

さて、残された者、どういう風に生きていく?

 

 

 

 

いつまでかはわからないけれど、私の残された時間、

 

 

死んだ人たちを思うと、無為には過ごせないな。

 

 

それが若くして死んだ人たちの大きなメッセージの一つだと思うの。

 

 

 

私のかーこが言ってる気がする。

 

 

自分の心がやりたいと思ったことは、今すぐするのよ!』と。

 

 

 

やりたいことを全速力でやり尽くして、速く駆け抜けて行った友よ。

 

 

あなたのメッセージ、深く心に刻んでいるよ。

 

 

死んでからもお尻を叩いてくれて、ありがとうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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