ああ愛すべきフランス女!

 

 

 

この人が私のフランソア。

 

 

 

人との縁って、不思議なもの。

 

 

 

どんなに遠くにいる相手でも、神様に会わせる気があるなら、

 

 

 

どんな方法でも出会うんだな。

 

 

 

 

初めての出会いは2002年。

 

 

 

初めてスリランカに行った時に、たまたまビーチで見かけた、

 

 

 

 

 

黒髪のかっこいいオンナ!

 

 

 

それが第一印象だった。

 

 

 

 

ホテルに帰ってみたら、なんとその彼女、私の隣のバンガローだった。

 

 

 

 

その頃彼女はほとんど英語を話せなかったし、

 

 

 

私もまだあんまり英語、上手く喋れなかったなぁ・・・・

 

 

 

 

それでも、彼女の持ち前の好奇心で、何かとよく話しかけてきて、

 

 

 

一ヶ月半くらいの滞在だったけど、帰る頃にはすっかり仲良くなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも、それは旅先での出会いで、

 

 

 

別れる時も、連絡先を交換したわけでもなく、

 

 

 

もう二度と会うことはないと思っていたけれど・・・・

 

 

 

 

翌年、スリランカが気に入って、また行った。

 

 

 

 

バンコックでチケットを買って、

 

 

 

飛行機に乗る日にチェックインカウンターで並んでいたら、

 

 

 

なんと、横にフランソアが並んでいるではないか!

 

 

 

 

『ワオ!』こんな偶然もあるもんだ!』

 

 

 

 

そして、また一緒に、去年と同じホテルの、同じ隣同士でチェックイン。

 

 

 

 

そこでまたもや一ヶ月近く一緒に過ごした。

 

 

 

 

一緒に過ごしたと行っても、もちろん四六時中一緒にいるわけはなく、

 

 

 

 

朝、ビーチで起き抜けのミルクティーを飲むときに一緒だったり、

 

 

 

 

どこかのレストランでばったり会ったり、とか、

 

 

 

 

そんな関係だったけど、

 

 

 

 

とにかく、お互いに、グッドフィーリングだったことは間違いない。

 

 

 

 

 

 

ある時、私のバンガローの前にかけていた、私のハンモックに、

 

 

 

 

帰ってきたら、5.6人のイスラエル人のグループが居座っていて、

 

 

 

 

なんと自分の部屋の自分のもののようにくつろいで、ビールかなんか飲んでいた。

 

 

 

 

もちろん、嫌だな、と思ったけど、

 

 

 

『それって、私のハンモックだから使わないでよ』なんて、

 

 

 

やっぱり日本人の私は言わなかった。(今だったら言ってると思うけど・・・)

 

 

 

 

嫌な感じーと思いながら、部屋にいたら、

 

 

 

 

外から帰ってきたフランソワが、それを見るなり、

 

 

 

 

『ちょっとあんたたち!!人のうちの人のハンモックで何してんのよ!

 

 

 

厚かましい!恥を知りなさい!恥を!』

 

 

 

と、ものすごい剣幕で、一瞬にして、彼らを追いやった。

 

 

 

 

中で聞いていた私も唖然!

 

 

 

彼女は長いことフランス国鉄で働いていて、

 

 

 

あの有名なTGB(新幹線みたいなやつ)に乗ってキセルのチェックを専門にしていた。

 

 

 

 

『だから、あんな若いチンピラ風、なんて全くへっちゃらなのよ』

 

 

 

と、ケラケラ笑いながら言ったものだけど、

 

 

 

私はずいぶん感心したね。

 

 

 

 

とにかく、当たり前だけど、彼女はフランス人だから、

 

 

 

なんやかやとケチをつけて、なんでもすぐには納得しない。

 

 

 

言っても無駄だと思うことに対しても、

 

 

 

自分が意見がある時は、必ず言う。

 

 

 

 

普段はツンツンしているけれど、

 

 

 

 

かわいい時には徹底的に可愛い。

 

 

 

 

要するにFrenchなのだ。

 

 

 

 

なぜか、私は旅先ではフランス人とはいつもグッドフィーリングで、

 

 

 

知り合って聞いてみたらフランス人だったと言うことが多い。

 

 

 

 

 

そんな彼女、毎年スリランカで冬を過ごしていて、

 

 

 

この人は、2005年のスマトラ沖大地震の時に、

 

 

 

ここで津波も経験している。

 

 

 

 

私は2004年まではスリランカに通ったけれど、

 

 

 

2005年にはスリランカに行くのをやめて、インドからブラジルに行ったんだ。

 

 

 

 

当時、私の友達たちは、私がスリランカに行ったものと思っていて、

 

 

 

私が津波にあったんじゃないかと、ずいぶん心配されていたな。

 

 

 

 

そして、この人は、津波で自分のバンガローはすっかり流されて、

 

 

 

一週間はビキニのままで、ローカルのスリランカ人のうちで

 

 

 

お世話になっていたらしい。

 

 

 

 

とにかく壮絶な体験だったらしくて、

 

 

 

そのトラウマも大きくて、

 

 

 

よく『あの津波の後・・・』という話に今でもなる。

 

 

 

 

それでも、ほとんどの外国人がスリランカを出て行く中で、

 

 

 

この人はその後もスリランカに残って、

 

 

 

メールで現地の惨状を訴えて、4000ドルほど寄付金を集めて、

 

 

 

現地の何もなくなってしまった小学校の全員に、

 

 

 

ノートやら、鉛筆やら、教科書やらを買う寄付をして、

 

 

 

地元、ヒッカドアの名誉市民みたいなことになったりした。

 

 

 

 

 

私はエネルギッシュで、歯に衣着せず何でも言う彼女が大好き。

 

 

 

 

 

その何年か後にも、またまたバンコックの路上でばったり会うという経験を経て、

 

 

 

いよいよ、これは偶然ではなく、必然的に遭わされているんだなと、

 

 

 

お互い思うようになった。

 

 

 

 

 

多分お互いに相手から受け取るべきメッセージがあるんだよね。

 

 

 

それが何か、まだお互いにわかっていない。

 

 

 

ただ、お互いに好きあっているだけ。

 

 

 

 

というわけで、今回は、私がインドに行かずに、

 

 

 

しばらく落ち着いてバンコックに居れるということで、

 

 

 

私に会うためにスリランカからやってきたフランソア。

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、同じホテルに滞在していても、昼間は私も仕事しているし、

 

 

 

部屋も別々だから、いつも一緒ではないけれど、

 

 

 

今回は毎晩毎晩、随分と深く話をしたなぁ。

 

 

 

 

 

彼女は一つ歳下だけど、同じ牡羊座生まれの、まあ同世代。

 

 

 

お互いの両親がコミニストで、ちょっと変わった家庭だったところまでそっくりで、

 

 

 

本当に縁を感じてしまう。

 

 

 

 

女も50半ばを過ぎて、いよいよ人生が濃厚になっていく時。

 

 

 

彼女も仕事を辞めて、今転機の時だから、

 

 

 

さあ、今からどう生きていくか、大事なポイント。

 

 

 

 

時は2018年。

 

 

 

 

おととしに私の親友が死んだけど、フランソアとは今後付き合いが濃厚になって行く気配。

 

 

 

 

 

そろそろ、インド、タイのフィールドから、ヨーロッパかな。

 

 

 

とにかく、次はパリで会うことを約束して、別れてきた。

 

 

 

 

 

ああ、愛すべきフランソワ。

 

 

 

あなたのことは大好きだけど、

 

 

 

レストランに行くたびに、タクシーに乗るたびに、

 

 

 

いちいち文句言うのは、ちょっとめんどくさいからやめたほうがいいよ。

 

 

 

 

ああ、愛すべきフランス女!!

 

 

 

 

 


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