神があふれる国

 

 

私はもちろんヒンズー教徒じゃないし、

 

 

 

ヒンズーの神様のことだって、

 

 

 

そんなによくわかってるわけじゃないけれど、

 

 

 

神様のエネルギーはやっぱりひたひたと伝わってくるものだな。

 

 

 

 

 

ある日、歩き疲れて、路上の、

 

 

 

ほとんど外人なんてこない、インド人専用みたいな

 

 

 

路上のチャイ屋で10ルピーのチャイを飲んでいた時の事。

 

 

 

 

 

そのチャイ屋は大きなバニヤンツリーの下にあって、

 

 

 

その神々しい木の下でちょっと座って休みたかったのだ。

 

 

 

 

 

チャイを頼んでふっと前を見ると、

 

 

 

バクシーシの人たちが7人座っている。

 

 

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ここは巡礼の人たちが通る道だから、

 

 

 

結構歳をとったこの人たちはここに座って、

 

 

 

日がな一日小銭を投げてもらうのを待っているのだろう。

お茶を飲みながらその人たちの顔を見ていた。
彼らもまたずーっと私の顔を見ていた。
もちろん、私からのバクシーシの期待もあるだろう。
日本人が珍しいのもあるだろう。
でも、私もずーっと目をそらさずに、彼らを見ていた。
なんというのか、見つめあっていた、というふうな。
そうしていると、なんだか急に、
『この人たちは神様の使いだ!』という想いが
こみあげてきた。
何か泣きたくなるような気持ち。
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そこら中に神様が祀られていているのはインド全土だけど、
ここは聖地。
一日中何処からプージャ(お祈り)の鐘の音が聞こえている。
お店のショーウィンドウにも、
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cafeの壁にも、
そこらの道端にも、
神様が溢れている。
私はこの前に座っている人たちにお金があげたくなり、
財布を、この人たちには気づかれないように、探った。
持っていた10ルピー札は全部で7枚あった!
でも、ここのチャイ代に10ルピーいる。
それで、チャイ屋に『100ルピーで払ったらお釣りある?』
って聞いたら、
私がお金を数えていたのを知っていたのか、
『10ルピー札あるやん!』と言われた。
私が答えに詰まっていると、
前に座っていたバクシーシの真ん中のおじちゃんが、
むくっと立ち上がって近づいてきて、
『私が両替してあげよう』というではないか!
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そうか、この徳の深い目をした人たちは、
なんでもわかっているのだな。
私は100ルピー札を10枚の10ルピー札に変えてもらって、
立ち上がって、彼らのところに行った。
一人づつに10ルピーを渡して行った。
もちろん、帰ってきたのは、彼らの満身の笑顔。
そして祝福。
ああ。私は祝福を与えられたのだ、という、
背中が熱くなるような思い。
わざわざここまで来なくても、
インドにだって、日本にだって、どこにでも、
神様はちゃんといて、
いつも私に祝福を送ってくれているのだけど、
私の目はちょっと濁っていて、それが見えない。
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だけど、優しい目をした動物達や、
大きなバニヤンツリーやら、
小さな路上の仏像が、
神様の存在を思い出させてくれる。
今日久しぶりに会ったインド人の友達に、
君が本当に困った時、
騙されたと思って、
『Jai Shree Krishna』
と唱えてごらん。
いつでも、すぐに、クリシュナが君を助けてくれるよ。
と言った。
ああ、神があふれる国インディア。
私は心から癒されていく。
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