今年の冬は暖かったせいか、
帰ってきたらヒヤシンスがもうこんなに咲いていた。
桜の木も遠目にうっすらとピンクづいている。
球根植物は相変わらず律儀に咲いてくれて、
本当に心癒される。
私のお花たちが咲く庭に帰ってきたーと、
ゆっくり愛でる間も無く、
携帯電話が取られたことで、
急いでしなくてはいけないことがたくさんあって、
時差ボケと帰ってきた気の緩みとで、
本当はもっと寝ていたかったのだけど、
ぐずぐず言いながらも起きて、まず携帯電話ショップに。
ああ、本当に携帯電話ショップに行くのは大嫌い。
時間がかかるし、説明されてもほとんどわからないか、
すぐ忘れるし、
電磁波の嵐のような感じで、
30分以上いると、どっと疲れちゃう。
それでも、取られた電話のSIMカードを無効化してもらい、
新しい電話に機種変更。
インドで、携帯盗られましたというポリスレポートは入手していたものの、
盗難で保険が効くのは国内だけ、と言われて、
はい、じゃあ機種変更にします。と。
でも、どんなシステムになってるのか、
新しい機種にしたところで、
『はい、前と同じ料金プランで、スマ放題で、
月々〜円くらいですねー』と言われて、
かかったお金は事務手数料の3000円くらいと、
本体に貼る保護シールの3000円くらい。
新しく買った機械の金額ってどうなってるんだろう!
そして急いで帰って、Appleに電話して、
今度は盗られた電話の中身を全部空っぽにしてもらう作業開始。
このシステムってすごいなーと思うけど、
向こうが何らかの作業で、
もしかして電話をインターネットに接続できたとしても、
インターネットに繋がった瞬間に、中身が空っぽになるらしい。
そして今度はバックアップ作業。
いつだって、バックアップがスムーズにいったことはない。
そしてアップルサポートにまた電話。
結局、とりあえずできたー!というところまで来るのに、
夕方までかかった。
まあ、半日の作業でここまでできるのもすごいといえばすごいけど、
せっかく神様が取り上げてくれた携帯を
こんなに早くに取り戻していいものか?
と、ちょっと自己嫌悪に陥りそう。
そして、結局、一日中、携帯電話を触っている羽目になった。
そして、私のキャパシティーはオーバーして、
あんなに体は元気だったはずなのに、
水溶性の、ちょっとやばいな、と思わせる、
米のとぎ汁のような下痢と発熱。
やっぱりフルパワーで色々しすぎたよね。
それでも、四天王寺さんのお彼岸回まではあと10日を切っている。
私には倒れている暇はないのだ!!!!!
と、今度はフルパワーで14時間寝たら、熱は下がっていた。
あーよかった。
そして、徐々に、荷物をほどきながらいろんな作業を進めています。
今日は値札付けーと思って商品を見ていたら、
ブラックポリッシュが足らん!と思うものが結構あって、
1日ブラックポリッシュしていた。
こんな悠長なことしている暇はないよねーと思いながら、
ゆっくり、じっくりと商品を眺めるのも大切なこと。
まあなんとかなるでしょ。
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今回のインドはお腹も壊さず、
体も健康で、比較的スムースに行ったなと思っていたけれど、
最後にどかーんと大きな勉強があった!!!
インドには相当慣れているつもりだったし、
ちょうどジャイプールで、
初めてインドの友達と一緒だったりしたから、
・・・・・そうね、緩んでいた。
いや、慢心していた。
昨日デリーに帰ってきて、
お金を払いすぎて、
もう、商売っ気があるものを見るのも嫌で、
メインバザールを通るのを避けて、
いつもの裏道をずーっと奥まで歩いて行った。
昼間も一度通ったし、
インド人率100%で、
英語も話さない人たちばかりだけれど、
子供もたくさん歩いているし、
なんだか平気じゃん。
そう思って、また夜になって、
暗くなってたけれど、
やっぱり凄い人だし、
たくさん人がいるから大丈夫だろう
と、テクテク歩いていると、
いきなり、後ろから、
ちょっと衝撃のあるコンタクトがあって、
え?今の何?って思っている間に、
手に持っていた携帯電話を、
バイクに乗った二人組にひったくられた!
一瞬走り出すも、
声もでぬまに、
ピューっと走り去るバイクを見て、
追いかけるのも、
何をするのも無駄だ。とわかった。
一瞬呆然となって、
どうしたらいい?
・・・・・・瞬時に答えが出ない。
帰り際、偶然にもまるで交番のような
Police station が通りにあって、
なんとなくふらりと立ち寄って、
今携帯取られました。と言った。
まあ結果としては、
大きな署まで連れて行かれて、
書類を作ってくれて、
お気の毒にって返された。
もちろん、ポリスに言ったって、
99%帰ってこないのはわかってるけど、
よくも偶然に交番があったものだ。
多分そうでないと行ってないから。
表通りは喧騒とホコリとでうるさすぎて、
いつも裏道の路地が好きだけど、
ここは大都会ニューデリーの、
それもまた人種のるつぼみたいな下町で、
しかも夜で、人出はいっぱいあっっても、
外人率ほとんどゼロのダウンタウンに入っていくのは、
もっと気をつけてなければならなかった。
たまたま何かをポケットから出した弾みに、
携帯を出して、手に持っていたのだけれど、
狙われてたんだな。
昨日の夜は疲れて
何も考えるのも嫌で、
結局早くに寝た。
ぐっすり寝て起きた朝、
クリアで、落ち着いている自分があった。
これは大きな勉強で、メッセージ。
日本でもだけど、ここインドに来て、
本当に、モバイルの、スマートフォンの普及が当たり前になって、
世界中の人が一日中モバイルを見てる。
自分もやっぱりいろんな事情で、一日中モバイルを見るけれど、
やっぱりこれは異常だ!!
と、感じ始めていたから、
もちろん以前からだけど、
やっぱり外国に来て、日本と全く同じように、
みんなが携帯見ていたら、
やっぱりだいぶ気持ち悪い。
携帯による、世界征服戦略は完全に成功しているようだ。
本当に、そう思えてくる。
だからといって、自分もその環境にあった私。
神様がヒュイと取り上げて、
そこから脱出させてくれたようだ。
本当に。
取られたのが携帯で、本当に良かった。
今まで、海外で物を盗られたのはこれが初めて。
でも、盗られたのが、クレジットカードや、
パスポートでなくて本当に良かった。
これもみんな神様のおかげさま。
なぜか、素直にそう思える。
インド人の知り合いみんなが、
心配してくれた上で、
みんなが
No Problem!!
と言った。
昔だったら、
No Problemじゃないよ!!
と思ったところだろうけど、
なぜか、すごく、
No Problem!
と思える。
大丈夫マイフレンド!No Problem!!
今日の私はなぜか、明るく、
ポジティブでいられる。
やっぱりNo Problem は
魔法の言葉だ!!!
*追伸 皆様、もし私から、変なメールや、変な何かが来たら、
相手にせずに、すぐに教えてね。
私は明日の夜にはお家に帰ります。
電話もすぐ回復させます。
でも、お急ぎの方は家電か、gメールにお願いしますねー
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私はもちろんヒンズー教徒じゃないし、
ヒンズーの神様のことだって、
そんなによくわかってるわけじゃないけれど、
神様のエネルギーはやっぱりひたひたと伝わってくるものだな。
ある日、歩き疲れて、路上の、
ほとんど外人なんてこない、インド人専用みたいな
路上のチャイ屋で10ルピーのチャイを飲んでいた時の事。
そのチャイ屋は大きなバニヤンツリーの下にあって、
その神々しい木の下でちょっと座って休みたかったのだ。
チャイを頼んでふっと前を見ると、
バクシーシの人たちが7人座っている。
ここは巡礼の人たちが通る道だから、
結構歳をとったこの人たちはここに座って、
日がな一日小銭を投げてもらうのを待っているのだろう。
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心が緩むようなことがたくさんあって、
体の芯の緊張が解けていく感じがわかる。
やっぱり田舎はいいなあ。
インドでしんどいのは、多分人間が多すぎること。
それが原因で、いろんなことが苦痛になったり、困難になったりする。
この子牛ちゃんはまだ生まれたてだけど、体が弱くて、
あんまり立てない。
なぜか、この犬がいつもそばに居て、
いつも子牛ちゃんを見守っているようです。
昨日もまた猿の軍団がホテルにやって来て、
屋根の上でうるさかったけど、
フッと見ると、何匹か降りて来て、
ジャガイモを泥棒しに来て居た。
思わず微笑む。
ホテル側にしたら、毎度のことなので
大声で追い散らしているけれどね。
夕方に、スカーフの裾を縫ってもらいに工場まで行った。
そこはちょっとだけ街から離れて、
砂漠に近くなったあたり。
砂けむりをまいて、ラクダのリキシャがたくさん隊列を組んであらわれたー!
スカーフの仕上がりを待って、屋上でチャイを飲んでいると、
目の前がだんだんと焼けて来た。
鳥がたくさん、たくさん帰って来て、にぎやかな事!
屋上の違う角を見ると、
目の前に孔雀!!
私が一人で興奮していると、
インド人が来て、『朝来たら、たくさんいるよ』と言って居た。
一度見たことがある孔雀の愛のダンス。
また見て見たいなー。
ふと下を見ると、
地元の女の子たちが手を振ってたよ。
さて、スカーフが仕上がって、外に出ると
聖なるプシュカルの山に巡礼者のための灯りが灯って居た。
ああ、落ち着くな。
バンコック、ニューデリー、ジャイプールと大都会が続いたけど、
私はやっぱりこんな田舎が好き。
だんだんと自分の部屋になって来たホテルに帰って来て、
さあ、お茶でも入れましょ。
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ジャイプールでの石の仕事がひと段落ついたので、
ちょっと休憩と、ショールの仕事をしに
田舎に移動してきました。
今日のタクシーも、偶然にもまたパバンさん。
久しぶりに会ったら、お腹がでっぷりして太っていた。
何回も彼の車には乗っているので、私も彼もリラックスできて
快適だった。
狭い車の中に、いくらタクシーだと言っても、
二人きりで何時間もいるんだから、
全然知らない人と、よく知っている人とでは、
全然緊張感が違うね。
この人の神様はサイババで、サイババのお寺があると、
たとえ渋滞の中でも平気で車を止めて、
大きな道路の中央分離帯のところまで行って、
道路の向こう側にあるお寺に祈ったりするのだ。
いつものことだから、もう驚かないけどね。
途中でのおトイレ、とチャイ休憩の時だって、
二人で持ってきたお菓子を貪り食って、
私がカメラを向けてもまったく気がつかないリラックスぶりのパバンさん。
ジャイプールの喧騒から抜けて、ちょっと郊外に走るとホッとする。
今日はポツリポツリと時折小雨が降って、
ちょっと埃っぽさがマシに思える。
だんだんインドの空気に慣れるにしたがって、
身体中がカラカラに乾いて来たー!
ここは、多分湿度20%以下くらいかな、
朝起きた時に、顔がパキパキに乾いていて、
その不快さに目がさめるくらい。
だから、ちょっとした雨のお湿りは、
湿った国から来た私には嬉しい。
いつも直前にしか電話せず、
『こんなに突然に電話されても、満室だよ。
いつ部屋が開くかどうかわからないよ』
といつも無愛想に言われるこの地の定宿のホテルだけど、
やっぱり来てみたら、ちゃーんといい部屋が一つだけ、今朝空いて、
クリシュナのお寺の中にあるこのホテルは、
ちゃんとクリシュナの神様がついていて、
いつもちゃんといいようになるのだ。
部屋の目の前には大きなもみの木。
今日は雨が降って寒いから、
久しぶりに早くベッドに入って、
クリシュナに守られて、ゆっくり休もう。
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毎日石と戯れています。
こうやって選んでいると、
ああ、私やっぱり石が好きだったんだーと、
改めて気がつきます。
まるでキャンディみたいなトルマリン。
たくさん買うつもりはないのだけれど、
いいクオリティで、しかもお値段もリーズナブルだと、
つい買ってしまうのだ。
こんな石にも目がない。
かわいい!
魔法の国から来たみたいなシェルのドルジークォーツ!
こんなことをして、石と遊んでいます。
やってると楽しくて、ついつい夢中になって、
真夜中までやってしまう。
でも、こうやって、デザインが決まっていくのも、
この環境だからこそ。
このホテルの周りはぐるりと石屋さんだらけだし、
ホテルに泊まっている客は、だいたいいつものメンバーで、
やっぱり石の仕事をしている彼ら。
昼間はどこの部屋もカーテンやドアを開けっ放しで、
こんな感じで仕事してる。
結構、それはそれで忙しいのだけれど、
やっぱりここはインド。
ここでは作ることだけに集中できるし、
お掃除や料理もしないから、
これだけを楽しくやっていられる。
この時間が実は大事なんだー。
本当は、もうちょっと石を見すぎて目が痛いんだけどね。
そうそうこんな石も買いました。
その名も K2 ブルー。(アジュライトイン グラナイト)
エヴェレストの次に高い山、パキスタンのカラコルム山脈のK2でのみ産出します。
水色の水玉模様がなんとも言えないでしょ?
面白い出合いが毎日たくさんあります。
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さあ、仕事は佳境に入って来た。
昨日はオートを飛ばして、久しぶりにジョハリバザールまで、
シルバーのキャストを作るために行って来た。
だいたい普段は喧騒のジャイプールの街中にはほとんど出ないで、
城壁のように、周囲をぐるりと石屋に囲まれた、
その真ん中にある静かなホテルに滞在して、
近所の石屋とホテルを往復するだけなのだけど、
仕事なので、しょうがないね。
毎週金曜日は、週に一度、モスクで一斉礼拝がある日なので、
そして、だいたい宝石屋の8割くらいはモスレムなので、
昼の1時過ぎから2時過ぎまでは、
どこの店も軒並みお店を閉めて、礼拝に行っている。
私はキャストの仕事が割と早く終わったので、
久しぶりに昔よく行って、いろんなことを教えてもらった店に
行ってみようと思い、まだ礼拝の時間なので、
歩いて路地裏の工場から、ジョハリバザールまでゆっくりと帰ることにする。
午後のけだるい時間。
ここ、ジョハリバザールは日本語で訳すなら『宝石屋街』
ダイヤモンドやゴールドのみを扱う高級店から、
路上で安い石を売る人まで、石であふれている。
だいたいこの時間に街で何かをしている人たちはヒンズー教のインド人。
モスレムはみ〜〜〜んなモスクに行っているからね。
象も歩く昼下がり。
ホメオパシーの薬局は、日本の調剤薬局くらいの頻度で、どこにでもあるよ。
さて、歩いていて、モスクの前を丁度通りかかったら、
中から、モスレムの男たちが、
まるで、アルプスの羊の群れのように、
流れ出る水のように、
階段から、一斉に降りてきて、
『ああ、今礼拝が終わったのだな、』とわかった。
その前では、一斉に、貧しいモスレムの女や子供たち、
片手のない人や、足の片方ない人などが、
バクシーシをしている。
初めて見るモスクの前の光景。
だいたいモスレム達は金持ちだからね、
特にここジョハリバザールの宝石屋さん達は特に大金持ち。
バクシーシを全く無視している大きな金持ちの男達。
それでも中には、一人ずつみんなにお金を渡している人もいる。
この子達の目は真剣そのもの。
週一回の稼ぎ時だろうし、
きっとこの子達が一家の生計を担っている、と言ってもいいくらいと思う。
久しぶりに見る光景にしばし圧倒されて、見入る。
ふと見ると、この女の子が目の前にいて、
手を差し出している。
10ルピーあげたら、サンキューと言った。
この女の子の真剣で、澄んだ目。
ドキッとして、なんか涙が出そうになった。
だいたい、街に出ないで、石の仕事をしていると
毎日使うお金の単位は、1000ルピー単位。
リング一個の値段が1000ルピーとか2000ルピーとかなのに、
この子達の家族に暮らしは、多分、1日100ルピーくらいのものか?
一日中インド人とお金の交渉をしていることが多い中、
久しぶりに、インドに触れたような気になった。
底辺と頂点が隣り合わせの国、インド。
まだまだ奥が深いなー。
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今時では珍しい、昔ながらの天秤を使って、
石の重さを測っています。
今はオーダーする前の石探しの段階。
なぜこんな事をしているかと言うと、電子スケールが、
何を測っても、1カラット以下は測定不能で、
1カラットの次は1.5カラット、その次は2カラットと、
0.5カラットづつしか表示しない!!!
さて、本当に久しぶりにインドに着いた。
こんなに長い間インドに来なかったのは、多分インドに来始めてから、
初めてだな。
空港に着いた途端にすでに匂いからして懐かしい。
今回も残念ながら駆け足だけど、
精一杯リチャージするのだ!
朝のパラータは土で捏ねた炭火のタンドリーで焼かれて、
お持ち帰りは新聞紙に包まれて。
日本でなら、さしずめ、『まあ不潔!』って眉をひそめられるところか。
首都のニューデリーでは、街中でニワトリが自由に歩き回り、
牛はそこらにウンコをぼたぼた落としながら、
歩いている。
当然、臭かったり、汚かったり、
ギョッとしたり、怯んだりすることも多々あるのだけれど、
そこがまたいいのだ。
人間力のリチャージだよー!
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旅先でいつも困るのは、猫に飢えること。
まだ日本を出てほんの一週間だというのに、
猫が恋しい。
タイランドは猫の国。
耳がVになっているのは、日本みたいにカットされたんではなくて、
きっと喧嘩でなったはず。
自由猫が多いこの国、そんなに去勢された猫は多くないはず。
なんとなく、哲学的な顔。
こんな色合いはあんまり日本にはいないな。
この子は内のホテルの子。
最近やっと触らせてくれるようになった。
この子はお母さん。
この子は上のお母さんの子。
最近去勢手術されたばかりで、ケージに入っていた。
この子のオーナーのコーヒー屋さんには、わらわらと猫がいて、
どうするのかなーと思っていたら、最近去勢しているそうだ。
ケージの中には、女の子二人、男の子二人がケージに入っていた。
猫が恋しいあまりに、
このバッグは買ってしまった・・・
この子たちはウチの子供達。
今頃どうしているかな?
I miss you ❤
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昨日と今日は、恒例のウィークエンドマーケットに。
感想は・・・・ああ疲れた!
普段の運動不足がたたってか、
ここ最近はとてもたくさん歩いている上に、
重い荷物、人混みと熱い太陽、そして、
蝶々のように飛んでいくお金。
今回はインドからの帰りにはまっすぐに日本に帰るから、
ここに来れるのはこの週末のみ。
だから、軒並みすることが多くって、
やっぱり自分の好きなところに、気分次第で行くっていうわけにはいかない。
それでもお店の人は顔なじみばかりだから、
あっち行ってはぺちゃくちゃ喋り、
こっち行ってはぺちゃくちゃしゃべりと、
人から見れば気楽なもんね、っていう感じだろうけど、
最後はいつも時間が足りなくなって、駆け足ってことになる。
帰りは当然タクシーと、私の常識ではそうだったのだけど、
あまりにも高く吹っ掛けるので、
あんまり荷物のない今日は地下鉄で帰ってきた。
と言ったって、今日はシルバーと石をたくさん買ったから、
見た目は小さくても、どすりと重い荷物。
早く帰ってくるつもりだったけど、やっぱり夕方近くになっていた。
そうだ!こんな疲れた時には夕焼けでも見よう!と
気分転換に屋上に行ってみた。
暮れゆくバンコック。
なんとなく、夕暮れタイムはエモーショナルになるね。
しばし屋上の涼しい風に吹かれて、地上を見ていたら、
ドヨーンとした体の重さが抜けていく。
やっぱり、普段田舎に住んでいるからね。
この大都会のエネルギーにアップアップしていたんだわ。
屋上からの帰り、プールサイドで猫ちゃんを見つけて、
しばし戯れてる。
ふと猫の視線の方に目をやると、
月がこんなに膨らんで、
そうか。もうすぐ満月なんだ。
今日でバンコックの夜も終わり。
明日はインドに向かいます。
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一人で旅行に行っていると食事の時寂しくない?
リニューアルのためにお店を閉めると決めてから、
毎日、俄然仕事にやる気が出てきて、
怒涛のように忙しかった。
1月末にお店を閉めると決めてから、
本来ならば一番にブログというこの方法でみなさんにお知らせすべきだったのだけれど、
コンピューターの調子がすこぶる悪く、
最終的にはあたらしいOSをインストールしようとしたところ、
全くうんともすんとも言わなくなって、
結局は修理のためにドッグ入りした。
そして、何日かの入院ののちに治っては来たものの、
当たり前だけれど、初期化されていて、
全てのことが初めからやり直す羽目になった。
そして、データーを復旧するのになんと3万円近く払ったのだけれど、
結局残ったのはゴミ箱に入れた写真だけで、
あとは全て失われた。
たまり続ける写真をなんとかしなくちゃねーと思っていたけれど、
結局この15年くらいの間に撮った写真は全て無くなっちゃった。
なので、初めから長い言い訳だけど、
コンピュータを触る気が全く失せて、
しかも、お店も相当忙しかったので、
やっぱり旅先でしか、ブログは書けないのか?と
自問している私は、今バンコックにいます。
年末から相当忙しかったものの、
テンションも高かったから、
体の疲れもあまり感じなかったけれど、
日本を出たら、『あーやっぱり私、結構疲れてるな』と感じている。
そんなことも全然感じないくらいに、いろんなことがあったし、
1月に入ったら、リニューアルのセールで本当にたくさんの方々が来てくれて、
ありがたいほど忙しくて、
そして不思議だけど、体の疲れを全く感じていなかった。
セールが終わった後も、店の片付けやら、新しい商品を作る準備やらで、
相変わらずノンストップだったけど、
体とマインドは本当に正直というか現金なもので、
休んでもいいんだよ、っていう時がちゃーんとわかっているようだ。
寒い日本から、この暑いバンコックに来たら、急に体が緩んでいくのがわかる。
私もこの猫ちゃんたちみたいに日がな一日寝ている必要がありそうだけど、
そうゆっくりもしていられない。
出発が遅くても、帰らなくてはいけない日は毎年決まっている。
3月の中頃には四天王寺さんのお彼岸会が始まるからね。
だからせめて今日1日はゆっくりしよう!と朝から決意して、
昼過ぎまでプールサイドでダラダラと過ごしたけれど、
結局はただただマンゴを買いに行きたかったのと、
前回に払い残したお金を払いに行くために、
出かけることにした。
この頃滞在しているエリアはまだあんまりよく知らないから、
マンゴを買いに行くのだって、けっこう歩かなくてはいけないのだ。
ただこのフルーツコーナーに寄りたいがために、
夕方のラッシュアワーの地下鉄で駅で4本も電車を乗り過ごし、
(来る電車はどれも人がいっぱいで、並んでる人はちょっとしか乗れない)
巨大な駅のどの出口かわからずにウロウロして、
どちらの方角がホテルなのかわからず人に聞きまくって、
やっとの思いでマンゴを買って、
1キロのマンゴが無性に重くて、
我慢できずに途中でバイクタクシーに乗ったら、
なんと乗って400メートルほどでホテルに着いた。
ま、最初の1日目はこんなもの。
ブログを書くまでにたどり着けたから、まあいいとしようか。
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毎月の四天王寺さんがあるおかげで、
それがある種の締め切りになって、
商品の製作に精が出る。
毎月来てくださるお客さまが、
『今月はどんなものがあるんだろう?』って
楽しみにしてくれている、と思うだけで、
モチベーションが上がるもの。
というわけで、最近はFacebookページでアップしているから、
まあいいか、とサボっている新作のご紹介です。
ピンクオパールのブレスレットとリング。
カイヤナイトとグレーのマベパールのイアリング。
メキシカンオパールと赤サンゴのブレスレット。
ムーカイトとラリマーのロングネックレス。
ドルジークオーツのペンダント。ピンクサンゴのネックレスと合わせて。
バロックパールのピアス。(この写真は制作中でまだ完成していなかった時の図)
ラピスラズリとトルコ石、ローマングラスのネックレス。
ラリマーのブレスレット。
オパールトラボラドライとのイアリング。
ローズクォーツとパール、ピンクサンゴのイアリング。
ガーネットのロングネックレス。
マラカイトのブレスレットとグレイのパール。
ラピスラズリのイアリング。
一挙にたくさん載せちゃったけど、
いっぱい四天王寺さんに持っていきます。
みなさんお誘い合わせて見にきて下さいねー♪
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さて、徳島は今日も良いお天気。
今年の秋は雨ばかり続いて、どうなるんだろうと思ったけれど、
これからが秋本番、気持ちのいい季節の到来です。
ここ眉山では、ちょっとだけ山なのか、周りの桜の葉っぱももうほとんど落ちて、
すっかり落ち葉掻きのシーズンになりました。
お店のすぐ横にある大きな欅の木も、少しづつ落ち葉が増えてきた。
ああ今年もまたこの季節がやってきたなあと思っていたところ、
この月末にバッサリと伐採するらしい。
大家さんいわく『もう葉っぱが落ちて落ちて大変で・・・・』
『また大きな台風でも来たら何か被害があってはいかんから・・・』
とても大きな木だからそりゃあ大変よね。
でも、木と共に生きるということはそう言う事。
新芽の季節に力強さを感じたり、
真夏には大きな日陰となって、そこでホッとしたりね。
だから、落ち葉の季節になったら、冬の到来を感じて、
その葉っぱを集めて、木の根っこにかけてあげて、
それがまた栄養となって木に戻るようにしたり。
と言うことはとっても当たり前のことで、
それが自然と共に生きるって行くことの第一歩だと思うのだけど、
落ち葉が大変だから、伐採する、って言う発想は、
私にはとても痛くて、ジャリと砂を噛むような気持ちになる。
何もうちの大家さんだけでなく、近頃はどこでもそうらしくて、
『木が倒れて大きな被害が出たら大変だから』とか、
『みんな高齢化で落ち葉書きもできなくなってきて』とか、
そんな理由で、郊外の町の街路樹なんかもばっさ、ばっさと切られている。
全ては人間のための理由で。
木のためを考える人は誰もいないのか?
植物は全ての動物を生かすために存在しているという。
私たち動物は植物がいないと生きてはいけない。
それは何も食べる野菜や果物だけではなく、
もちろん酸素を作り出す木や、
根粒バクテリアを増やして土を耕す小さな雑草まで、
全てのものが、うまく調和して、生かされている世の中なのだ。
少なくとも、私が子供の頃は、落ち葉が落ちるからという理由で、
木をバッサリ切ってしまうようなことはなかったと思う。
もっと、人間も小さな自然の中で生かされている者、
といった感覚は誰にでも普通にあったような気がする。
でも、近頃はそんな感覚は、忘れられた、というか、
経済的な論理が先行して、
考える余裕もなくなっている感じ。
『はぁ〜』とため息が出ちゃう。
そんな強欲で利己的な人間たちを木々はどんな目で眺めているのだろう。
もうすぐ美しい紅葉の季節がやってくる。
紅葉した気があまりに美しくて、ハッとする。
そんな木々に感謝して生きていきたい。
・・・・と、落ち葉を掻きながら、考える私。
ジョアンは、いつも集められた落ち葉の上を堪能していたなぁ・・・・
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いつも、もうやめようと思いながら
時間の節約もあって、夜のフライトを選んでしまうのだけど、
夜中に飛んで、朝着く、っていうのはもう本当にしんどい歳になって来ていて、
今回は時間があまりないにも関わらず、朝のフライトを選んだ。
朝8時半発、と言うことは朝の6時半には空港に着かなくてはならない。
ということは、部屋を出るのは5時半過ぎか・・・・
でも、普段早く寝てるわけじゃないから、やっぱり早くは寝れないし、
おまけに寝る前に飲んでしまった、濃いタイのお茶と、蚊の攻撃と、
多分、起きれなかったらどうしよう?
もし出かける時間に土砂降りの大雨だったらどうなる?
などと心配もしてたから、
結局ほとんどのところ眠れなかった。
それでも、やっぱり目覚ましの前に目が覚めて、
ちょっと夜が明けだした頃にちゃんと宿を出発できました。
タクシーに乗ってから、ふと前を見ると、
真正面に朝日が昇ってきた。
やっぱり日の出の時のエネルギーは新鮮でキレイでいいね。
この日の出を見たら、一瞬で体も気分もシャンとなった。
普段から遅起きで、日の出を見るなんて滅多にないから、
本当に得した気分。
寝不足だけど、道中は長いし、睡眠はそこでたっぷり取れるはず。
関空に帰ってきて、連絡よく、ほとんど待ち時間もなく、
エアポートリムジンに乗って、関空橋を渡る時、ふと外を見ると、
今度は海に沈み行く太陽。
綺麗だな。よかったな。
なんかいろんな不平不満や、体の疲れが、
スーッと引いていくような気がする。
1日に日の出と日没を見れるなんて、
これだけで、ああいい日だったと思えるね。
やっぱり早起きは三文の徳だー!
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何と言ってもバンコックに来ての楽しみは、
もちろんマッサージ。
それでも、何回かタイマッサージを受けた経験から言って、
タイマッサージはあんまり好きじゃないとわかった。
ちょっと痛すぎて・・・
タイマッサージって、快癒マッサージというよりは、
受けた後で、『ああなんかスッキリしたわ』っていう感じ。
なので、されているときは、痛い、痛いの連発。
だから、普段はフットマッサージとオイルマッサージが好き。
今回は夜遅くにこちらに着いたから、
フライト直後のフットマッサージは受けられなかったけれど、
飛行機を降りた後はすぐにでもマッサージを受けたいのだ。
と、いうわけで、さっそく手始めはフットマッサージから。
久しぶりに行くいつものお店は、みんな私のことを知っていてくれるし、
私が寒がりなのも知っているので、
クーラーの風から一番遠いところに席を用意してくれる。のだけれど、
今回は、毎日夕方雨が降って、夜は涼しいくらいだから、
クーラーの風から遠いって言っても、やっぱりエアコンの効いた部屋は寒いのだ。
マッサージされている時に露出している膝がヒリヒリと冷えてくるのがわかる。
こんなんで、裸になってオイルマッサージができるのか?と訝りながらも、
次の日はオイルマッサージをオーダーしたら、
『アサコ 今日はオイルマサージはfullなのよ!』と言われてしまい、
やもなくフットマッサージに変更。
いくら好きでも、おんなじ箇所を毎日マッサージするのは良くないんだけど、
まあ、2日くらいならいいでしょ。
そして、その翌日、念願のオイルマッサージ2時間コースを受ける。
雨のためか昨夜とは打って変わって、人はガラガラでお店はヒエヒエ。
こんな寒くて、大丈夫か?
裸になって、マッサージのお姉さんが来るのを待っている間にも、
全身鳥肌状態。
そこの用意されている布切れ一枚では寒すぎるので、
一枚タオルをかけてもらったんだけど、
それでもまだ足りない。
タオルから出ている足の先が、ピリピリして来手、足がつりそう。
お願いして、タオルをもう一枚かけてもらった。
うつ伏せになっていて、しかも言葉も通じないんだけど、
タオルから出ている足の先をしっかりカバーして!とやっとわかってもらう。
でもね、やっぱりマッサージされるところは裸だから、
彼女の温かい手が当たっているところだけが暖かくて、
そのほかのところはやっぱりちょっと寒い。
あーあ、私何しに来たんだろうか?
若い頃、バリで、
『そうだ、日光浴しながらマッサージなんていいじゃん!』と思って
頼んだことがある。
ビーチでやってね、と頼んだのに、
マッサージが始まって3分も経たないうちに、ワルンの店の中に連れて行かれて、
冷たいコンクリートの上にタオル1枚敷いただけのところでマッサージされた。
そりゃあそうよね、マッサージしてる人にしたら、
暑い炎天下でマッサージできるわけがない。
で、結局、床は冷たいわ、硬いわ、で、散々だった。
今は、マッサージしている人が暑いから、
エアコンも必要なんだろうな、ってわかるくらいに大人になったけど、
だから、エアコン消して!とは言わないけれど、
我慢しながら受けるのってどうなんだろう?
と、昨日はしげしげと思いながら受けたマッサージでした。
それにしても、どうしてタイ人はあんなにクーラーが効いていても平気なんだろう?
この国ではレストランに入っても、ショッピングモールに入っても、
映画に行っても、タクシーに乗っても、
エアコン効きすぎで、そこがだいぶ苦手かも。
きっとクールビズなんて言葉はないんだろうな。
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さて、昨日も引続きウィークエンド。
昨日一日中歩き回って、重い荷物を持って帰ってきたから、
肩も腰も痛いけど、
なにせ滞在4日の弾丸ツアーだから文句は言ってられないのだ。
私は、お買い物した荷物はその途中途中で知り合いの店に預けちゃう。
じゃないと、重い荷物を持って、狭い、暑い、人ごみの中を歩くのは不可能。
でも昨日こんなものを見つけました。
ジャーンと登場したのはコインロッカー!!
これはいいよね。
途中途中の店で預けすぎて、一体どこに預けたか忘れそうになる時もあるし、
大体帰る間際に荷物をピックアップしに行くのも結構大変だしね。
お仕事じゃなく、観光でお買い物に行く人には是非おすすめです。
場所は、カンパンペットの地下鉄の駅のすぐ前あたりです。
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よく人に、『一人で旅行に行って寂しくない?』
と言われることがある。
でも、答えは『全然大丈夫。』
一人になるのが割と好き。
でも、ご飯食べに行く時に、毎回一人でレストランに行っていたら、
周りでみんな談笑しながら食べている中で、
一人で黙々と食べるのはちょっと寂しい気がする。
でも、ここタイランドは屋台王国。
この国の屋台は、まあ言わば台所みたいなところ。
働いている主婦はもちろん、働いていない奥さんでさえ、
ご飯は屋台で買ってくるもの、というのが当たり前のお国柄。
だから、屋台に食べに来ているローカルのタイ人も、
一人で来て、ささっと食べて行く人が多い。
私はレストランが嫌いって言うわけではないけれど、
この国のレストランは恐ろしいほどに冷房が効いているから、
それがだいぶ苦手で、
ほとんど屋台で済ませちゃう。
朝は日本ではほとんど食べないけれど、
この国に来たら意地でもマンゴが食べたいから、
いつもマンゴモーニング。
私の泊まっているところは自由に台所が使えるから、
ここでマンゴモーニング、そしてネスカフェ。
日本ではちゃんとコーヒーをたてるけど、
外のコーヒーだって、ローカルな店はほとんどネスカフェで作ってるから、
買いに行くのが面倒になって、この頃は朝は自分でネスカフェにする。
ただし、ネスカフェは甘くないと飲めないから、
オーガニックの甜菜糖はいつも持参しています。
今日はウィークエンドマーケットに行っている間に雨が降って来たので、
普段はあんまり通らない、建物の中を歩いていたら、
『muslim food』と看板が出ている店を見つけたので、
入ってみた。
マレーシアでよくあるようなチキンライス。
一緒についてくるチャツネがとっても美味しくて、
スープもついて、たったの40バーツ(約130円くらい)!
なかなか美味しかったよ。
外国に来ていいところは、
いつもみじかに食べ物がある自分のお家と違って、
わざわざ食べに行かないと、食べるものがないから、
知らず知らずのうちに規則正しく、と言うか、間食しなくなるので、
お腹の具合もとても調子がいい。
(と言いながら、インドではいつでも、どかーんとやられることが多いけど・・・)
それでもタイは仏教国で、なんでも食べる国だから、
鳥か豚か魚か海老かイカか・・・・といった動物系のチョイスが中心で、
野菜が食べたい私にはちょっとしんどい。
そんな時には、毎日でもOKなソンタム。
ソンタムこそ、なかなか屋台でしかおいしいソンタムは食べれないね。
結構山盛りのソンタムだったけれど、
結局ぺろりと平らげた。
本当は、希望的には、一日一食にしたい私だけど、
こうやってみると、結構食べてるな。
でも、せっかく大好きなタイ料理の国に来たんだもの、
Why not?!
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久しぶりにバンコックに来ています。
なぜかこの頃は日本を出ないと、
なかなかブログを書くまでに至らない。
煩雑なことが多すぎてね。
さて、バンコック。
久しぶりに私の villa にやって来た。
相変わらずの鬱蒼としたガーデンには、リスや沢山の鳥が住んでいて、
毎朝うるさいくらいなんだけど、
建物はどんどん古くなって来たなぁ・・・・
今は雨季の終わりだから、いつもすごい雨が毎日降る。
こんなに雨が降るんだもの、木の家はどんどん朽ちていくよね。
それにしても・・・・雨。
日本でも、バンコックでも、毎日雨が降っています。
昨日ウチを出て、エアポートリムジンに乗る直前まで降っていた雨も、
駐車場に車を停めて、バス停まで歩く時にはほとんど止んでくれていたし、
バンコックの空港に着いた時に土砂降りだった雨も、
タクシーを降りる頃には止んでくれた。
こちらの雨は降るときは土砂降りだけど、
ダーっと降った後はピタッとあがる、いさぎよい、ありがたい雨なのだ。
さっき晩御飯食べに行った時も大雨。
屋台で注文するまでは全然降ってなかったのに、
料理ができた頃には雷を伴う大雨。
なにせ、路上の食堂だから、屋根はあるものの、
足元には雨が跳ね上がるし、
イナズマは光りまくるし、雷は落ちるし、
トムヤムクンの中にも、ポトリ、ポトリと何かの線を伝ってきた水滴が落ちてくるし・・・
もう笑うしかない。
土砂降りで、稲妻の光る中、大雨を肌で感じながらご飯を食べるのも、
なかなかオツなもの。
食べ終わってから、しばらく、大雨の路上をぼーっとして眺めていた。
それでも、やっぱり30分もすれば雨は次第に小さくなって、
結局全然濡れずに帰って来れた。
もちろん、旅行者だから、傘なんて持ってないけど、
いつもちゃんと濡れないで上手いこと行くみたい。
昼間はガンガンに晴れて、
夜になると蒸気が冷えて雨になって、
どーんと地上に落ちてくる。
その循環の繰り返し。
こんな大都会でも自然の循環を感じられる、バンコック。
やっぱり好きだなぁ・・・・
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さて、休日の今日。
アップタウンでちょっと買い忘れた石を買いに行った後、
タイミシュランで一つ星を取ったという屋台のレストランに行く事にした。
そこで超有名なのは、中に蟹がぎっしりと詰まったオムレツ。
前の日にyou tubeでたっぷり動画も見て、
ゴックン生唾モノのおいしそーな感じ。
私は普段からそんなリサーチは全く下手で不得意なんだけど、
なにせ、今回はキュッチュで情報通のお姉さまも一緒だから、
行こ行こ〜!と。
場所を調べてみると、なんといつも私が滞在しているエリアのすぐ近所。
早速タクシーとボートを乗り継いで出かけた。
お店の前に着いたら、いっぱい人が待っている。
そして、この張り紙を見て、
あっ!予約!・・・・・全く忘れてた・・・・
そりゃあYou tubeであんだけたくさん動画が載ってるんだもの、
予約必要よねー。
案の定、今日は全く一杯で無理!とのこと。
このJay Faiさんはもう70歳を越したおばあちゃんで、
いまだに炭火の日でお料理を作っていて、
来る殆どの人はそのカニオムレツを食べてるみたい。
残念だけど、仕方ないね・・・
そのおばあちゃんのお料理している写真だけ撮って帰りましょ。
(料理中に油が飛ぶからゴーグルをしているらしい)
諦めきれずに、ふと隣を見たら、
なんか長い行列ができてる店がある!
ああ、きっとこの店に予約せずに来た人があぶれて、
隣の店に並んでるのね、と思ったら・・・・
そこはパッタイだけを出すレストランで、
なんでも、とっても有名だそうだ。
お腹もすいて来たし、まあ、ここでいいか、
と列に並んで食べていくことにする。
よく見ると、ここも炭火でガンガン料理してる。
なんか美味しそう。
お料理が来るまでの間、辺りを見回してみたら、
お店の中もなかなか凝っていて面白い。
壁に古い店の写真やら、なにやらたくさんかかっていたけど、
ふと、座った隣の壁を見上げて見ると、
ちょっとレトロ風にしつらえた、こんなポスターが貼ってあるし、
ジュースはこんなカップ、そして調味料入れもロゴ入り。
なかなか面白いセンス。
そして出て来たパッタイがこれ。
卵でオムレツのようにに巻いたのを頼んだんだけど、
(日本で言うところのオムそばみたいなものか)
これが美味しい〜!
実はパッタイって、ちょっと甘くてあんまり好きではなかったのだけど、
甘さ加減もちょうどいいし、味の素臭さも全然しない。
周りを見ると、みんな一人二皿くらい頼んでる!
おいしい〜!!!
Jay Fay さんのところはフラれちゃたけど、
代わりにちゃんと、こんなに美味しいパッタイが食べられて、
幸せ〜!
満足、満腹して、お店の外に出たら、
また隣に、可愛くて美味しそうなスイーツ屋さん。
葉っぱのような形のたこ焼き機みたいなので型をとって焼いてある、
可愛いお菓子。
これがまた美味!
たくさん働いた後のご褒美は、いつもと違ったちょっと美味しいトリップ。
一人で来ていたら、絶対にここまでわざわざ来ないと思うけれど、
ここまで行こうよ!と誘ってくれたアネゴに感謝!
ちなみに、このパッタイはかなり有名らしく、
パッタイソースも売っていたし、それだけではなく、
ロゴの入ったTシャツやら、ロゴ入りのお皿やら、なにやらかんやら、
いろいろお土産を売ってるコーナーもあったりして、
お会計したらステッカーもくれたよ。
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今は雨季の走り。
今外から冷たいコーヒーを買って帰ってきたところで、
1センチはあろうかという大粒の雨が降ってきた。
すごい音の雷も鳴り出した。
ああ、今日は私の休日。
バンコックについてから、両替に行って、
猛烈な勢いで買い物をした3日間。
だいぶ疲れたね。
だいたい買い物ってエネルギーがすごくいるし、
アドレナリンがドピドピ出てないとできないもの。
朝ゆっくり寝て、起きてから、
疲れてちょっとむくんだ体をプールに浸して、
真夏のゴージャスな太陽を浴びて、
ああ、今日は休みだーと感じる幸せ💌
チャトチャック(ウィークエンドマーケット)はいろんなものが売っていて、
ただただ自分の買い物だけにほっつき歩くのには楽しいんだけど・・・・
こんなところで散髪?!
アートコーナーでの光景。
各店、デスプレイもなかなか素敵。
近頃チャトチャックの周りの路上の店は一掃されたんだけど、
警察の目をかいくぐってお店を開けていた路上の手作りランプ屋さん。
よく見ると、ここでは売ってなくて、オーダーしてくださいとの事。
とにかく、あそこでこれも買わなくちゃ、あれも買い忘れたらいけないわ、
なんて、用事を済ませながら、重い荷物をひきづって歩くのは、
ほんと体力のいる作業。
それでも、今回は友達と一緒だから、脱線しまくりで、
それはそれで楽しかったな。
スパイス屋さん。
自分ちで作るタイ料理のためのスパイスはだいたいこの辺で買い揃える。
道路を挟んで向こう側のチャトチャックパークの木陰のご飯屋さん。
クーラーではなくて木陰が好き。
でも、値段もちょっと高めであんまり美味しくなかったけど。
ワニ革のバッグ屋のデスプレイ。
ワニがかわいそうで、こんなのは嫌い。
あーあ。疲れたけど、面白かった。
文句ばっかり言ってるけど、これで仕事になってるんだから、
感謝しなくちゃね。
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はたして、今本当に行く必要があるのかな?と
飛行機のチケットを予約した後ふと考えたけど、
まあ、あんまり深く考えないで、
ふらっとバンコックにやってきましたー。
3月、4月と怒涛のように忙しかったので、
ちょっと自分のことをリチャージする必要もあったし、
どうしても買いに来たいものもあったしね。
この暑い季節、もちろん買い物が仕事だから、
重い荷物持って歩き回らなくちゃダメなので、
もちろん、前回泊まって気に入った、プール付きの宿。
今回は、先について、待っていてくれる女友達もあり、で、
楽しく過ごせそう。
さあ、朝のプールシャワーも済ませたし、
今からお買い物に行ってきまーす。
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クリスタルは不思議だ。
この緑のインクルージョンが美しいクラスター、
ここ何回か、偶然にも見つけて、買ってきているけど、
いつもありがたいことに瞬殺でお嫁に行って、
お店のショーケースにいたことがない。
こういうものは、探すとなると無くて、
今回、諦めかけていたけれど、
最後の最後で、今までで一番!と思えるものを見つけたので、
しかも3つも!
一つくらいはショーケースに鎮座してくれるだろうと買ってきた。
このクラスターは大きなダブルターミネーターつき。
この緑のインクルージョン、なんなんだろう?
今までのチベタンクリスタルにあったような、深い、草色の緑とは、
明らかに違う、鮮やかな緑。
こんなインクルージョンは、その時地殻の著しい変動とか、
何かが起こった時に現れたのだと思うけれど、
ファントム状態となって現れている。
初めて買った時、
『産地はどこ?』
って聞いたけど、何せタイ語しか喋れないおばちゃんの店で買ったから、
『さあ〜?ヒマラヤじゃないの?』
って感じで、よくわからなかった。
今回はパキスタン人の石屋で見つけたのだけど、
このクリスタル、パキスタン産らしい。
それにしても、いろんな本や、インターネットで探したけれど、
どこにも載っていない。
この緑は一体何でできているのだろう?
今度ジャイプールに行った時に、近所にあるジェムテスト(鉱物、鉱石鑑定所)に、
ちょっと破片を持って行って調べてみたいな、と思っています。
あるお客さんが、いつも、
『キーンと綺麗な音がする、シンギングのクリスタルが欲しい』って
頼まれていたのだけれど、
それも、この店で偶然に見つけました。
キーンって綺麗な音がするクリスタルは、だいたい、こんな形の
レーザークリスタルに多いみたい。
これも勉強不足で、なぜ音がするのかよくわからないけれど、
澄んだ、清冽な音。
よくよく見てみると、六角形のエッジ(蝕像)がいたるところにある。
そのほかにも、バーコード様のシマシマが一面覆われているクリスタルもある。
このエッジについて、これもたくさん調べて見たのだけれど、
もう一つ、これといって説明できるほどに、私もわかっていない。
ただ、よく言われる、古代の叡智がここに刻み込まれている、という話、
それは頷けるような気がする。
これも感覚的なものなのだけれどね。
地球上で最も強力なヒーリング作用と、
エネルギー増幅作用を持っていると言われる水晶。
この不確実で、不安定で、ともすれば闇の気配を強く感じるこの頃。
クリスタルラバーだけでなく、あらゆる人に、
その人にぴったりあったクリスタルを持ってもらいたいなぁと
思っています。
そうそう、こんなクリスタルも買いました。
真ん中にある小さい、3つのポイント。
これは普通のアメジストじゃなくて、
エレシャルアメジストのポイント。
普通の六角柱ではなくて、亀の甲羅のような、
六角形の集まりがくっついてできています。
エレシャルクオーツはとても長い時間をかけて生成したと言われています。
今回のエレシャルは、アメジストの紫がとてもキレイ。
レーザークリスタルポイント ¥2,500〜
アメジストエレシャルクオーツ ¥2,900〜
そして皆さんにお詫びしなければいけないのですが、
緑のインクルージョンを持ったクラスター、
昨日で3つともsold outになりました。
こんなに早く売れて行ってしまうとは思ってもみなかったので、
うれしい悲鳴ですが、欲しかった方にはごめんなさい。
まだ売約済みで、お店にあるので、
興味のある方は見に来てくださいね。
写真よりは実物が、本当にキラキラしていてキレイです。
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これは春一番?と思わせる、
ぬるい、強い風が吹いた土曜日、
暮らしの祝祭 Vol.3 に出店していました。
この頃はジュエリー会を開催したりして、
ちょっとした小さなお店作りには慣れてきたけれど、
たくさん見せたいもののある中で、
何を持っていくか?には結構頭を使うし、
即席でいかにステキにデイスプレイできるか?
は大事なポイントなのだ。
10時のオープン時間から、いきなりお客様が
どーっと入ってきて、
やっぱりジュエリー会とは全然違う規模の大きさ。
いつものシルバームーンのお客様が、偶然きてくれたり、
10年ぶりくらいの知り合いとばったり会ったり、
このイベントに興味を持ってきてくださったお客様が、
色々と買ってくださったりと、
楽しいサプライズ盛りだくさんで、
あっという間に6時の終了となりました。
終わった後に、朝からほとんどコーヒーしか飲んでないことに気がついて、
お腹ぺこぺこで、ふらふらになって帰ってきた。
こういうイベントはちょっとした頭の体操。
いつもとは全然違うフィールドで、
いかに最高の自分を出せるか?
いかにきてくれた人を満足させられるか?
に全力を尽くす。
大変だけど、
エキサイティングで、
ちょっとくせになりそうでーす。
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さて、眉山のお家に帰ってきた。
朝早いフライトで、ブーブー言ってたけど、
早起きして、1日かけてゆっくり帰ってきたせいか、
なぜかあんまり疲れを感じていません。
念願のねこちゃんズとの、感動?の再開も果たし、
かつ、留守中で放ったらかしで、
ドロドロのねこを一匹づつ、タオルが真っ黒になるまでゴシゴシ拭いて、
冬毛が抜け始めた多毛のトゥーイ君を心ゆくまでブラッシングして、
猫たちも愛情不足だったせいで、私の後をついて離れないから、
一匹づつ、抱っこして、ゴロゴロ、ムミムミいわして、
お互いの愛情不足を解消して、とりあえず帰国1日目は終了。
帰ってきて、あんまり見ないようにしていたんだけれど、
朝起きて覚悟を持って見てみたら、
部屋の隅に猫の抜け毛は渦巻いしているし、
床はザラザラだし、
軒下の植木鉢はカラっからだし、
誰の血か解らないけど、
布団や、畳や、絨毯やら、座布団やら、そこら中に血の後は点々とついているし、
自分の持って帰ってきた洗濯物は山盛りだし・・・・・
と、することは盛りだくさん。
実家で暮らしていた頃、母が気狂いみたいに掃除するなー
と、半分苦々しく思っていたけれど、
いつも動物がたくさんいたから、
今となっては母の気持ちがよくわかる。
歳のせいもあるよね、きっと。
家の中が汚いと、落ち着かなくて、
こんなすごい勢いでしなくても、と思うけれど、
どうも落ち着かないのだ。
庭の山茶花の木にみかんを刺してやると、
3時間も経たないうちに、メジロちゃんがこんな綺麗に食べてくれた。
今年は雪もたくさん降って、植物にはハードな期間だったけれど、
この子たちも枯れずに待っていてくれた。
自分の周りを整えて、
バイブレーションをまた同じく同調していく。
これは結構大事なこと。
いつも最高な自分でいるためにもね。
早く店に行って持って帰ってきた商品にも早く値付けして、
24日にはイベントもあるしと、
もうすでに、結構クタクタな状態でお店に行った。
久しぶりに行くお店。
と行っても今回は2週間くらいなんだけど、
それでも、行けば行ったでやりたいことは山ほどある。
・・・・・・・あーあ、ちょっとペースダウンしないとダメだよ。
と言い聞かせながら、
それでも、みんなが待っていてくれている、カレンシルバーに値段をつけて、
やっと入荷した春物のお洋服に値段をつけて帰ってきた。
9時近くにやっとお家に帰ってきて、
阿波番茶を入れて、やっと一息。
ふーっ・・・・我ながらよくやるよ。
結局今日は目につくことを片っぱしから、
フルパワーでやってしまった。
疲れているけれど、
なぜか気力充実。
今回はちょっとホリデーも兼ねた気持ちで、
ゆっくりと日程をとっていたのと、
日本に帰ってきたら、高くてなかなか行けないマッサージにも、
最後の方は意地になって、毎日通っていたせいか、
充分リチャージされている感じ。
さあ、次は24日の暮らしの祝祭vol 3。
川内のRealas(リアラス)さん「徳島市川内町竹須賀161 088-678-8007]
にて出店しますよー!
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今日郵便局まで荷物を送りに行って、
これで全ての仕事が終了。
身も心もフトコロも軽くなって、
そういえば小腹が空く時間。
そうだ、ファラフェルでも食べて帰ろうと、
カオサンロードの近所のイスラエルレストランまで行く。
たまに、ファラフェルが食べたくなって、この店までよく来たものだけど、
最近はそこら中でテロがあるし、
もしこの付近でテロがあるなら、このイスラエリーが溜まる店は、
一番狙われやすいかも?などと思ってしまって、
最近はあまり近寄らなかったなぁ。
さてと、お腹は一杯になったし、時間もたっぷりある。
うちに帰るにはちょっと遠回りだけど、
なんとなく近所のお寺に行ってみたくなった。
タイ人は敬虔な仏教徒がほとんどだし、
お寺は、なんかごとに人がお坊さんに相談に行ったり、
ちょっと立ち寄ってぼーっとしたり、
はたまた、ちょっとサボって昼寝したりと、
みんなの暮らしの身近なところにある。
ひんやりとして、ちょっと涼しいお寺の中。
本尊というのかな、大きなブッタの顔をよくみてみると、
なんとなく泣き顔のようで、それにちょっとショックを受ける。
(写真がちょっとピンボケですいません)
お寺に入った瞬間から、
スーッと、なんていうのかな、リラックスした、癒しのエネルギーを感じた。
ひたひたと肩の後ろから癒されるような、落ち着いた感覚。
本尊の周りは回廊のようになっていて、
いろんな姿のブッタの彫像が等間隔に置かれていた。
私もタイ人の真似をして、
石のひんやりする床に座って、しばし頭を空にする。
優しい顔のブッダを見ていると、
なぜだかわからないけれど、
急に涙が、ハラハラハラとこぼれ落ちてきた。
ああ、外は喧騒があり、罵声があり、車の急ブレーキの音があり、
救急車の音がし、呼び込みの声がするのに、
ここのなんと心落ち着くことか。
しばらく、涙が出るのが気持ちよくて、
なぜ泣くのか、なぜ涙が出るのかわからないけれど、
しばらくそのままで、壁にもたれていた。
私を見たタイ人が私になんか言ったけど、
タイ語はわからない。
15分か20分くらいだろうか?
あんまり時間も定かではないけれど、
そのくらいそこにいて、ゆっくりと腰を上げた。
タイでは出家することが名誉なことなので、
どのお寺にも出家したお坊さんがたくさん住んでいる。
静かで、眠ってしまいたくなるような、熱帯のお寺の一角。
このお寺の壁一枚隔てた裏側には、
物売りのテントが並び、
物乞いがいて、
観光客が昼間からビールを飲んで
嬉しそうにはしゃいでいる。
それが人の世。
本当に強く、強く、
この世界が平和でありますように、と、
願わずにはいられない。
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この人が私のフランソア。
人との縁って、不思議なもの。
どんなに遠くにいる相手でも、神様に会わせる気があるなら、
どんな方法でも出会うんだな。
初めての出会いは2002年。
初めてスリランカに行った時に、たまたまビーチで見かけた、
黒髪のかっこいいオンナ!
それが第一印象だった。
ホテルに帰ってみたら、なんとその彼女、私の隣のバンガローだった。
その頃彼女はほとんど英語を話せなかったし、
私もまだあんまり英語、上手く喋れなかったなぁ・・・・
それでも、彼女の持ち前の好奇心で、何かとよく話しかけてきて、
一ヶ月半くらいの滞在だったけど、帰る頃にはすっかり仲良くなった。
それでも、それは旅先での出会いで、
別れる時も、連絡先を交換したわけでもなく、
もう二度と会うことはないと思っていたけれど・・・・
翌年、スリランカが気に入って、また行った。
バンコックでチケットを買って、
飛行機に乗る日にチェックインカウンターで並んでいたら、
なんと、横にフランソアが並んでいるではないか!
『ワオ!』こんな偶然もあるもんだ!』
そして、また一緒に、去年と同じホテルの、同じ隣同士でチェックイン。
そこでまたもや一ヶ月近く一緒に過ごした。
一緒に過ごしたと行っても、もちろん四六時中一緒にいるわけはなく、
朝、ビーチで起き抜けのミルクティーを飲むときに一緒だったり、
どこかのレストランでばったり会ったり、とか、
そんな関係だったけど、
とにかく、お互いに、グッドフィーリングだったことは間違いない。
ある時、私のバンガローの前にかけていた、私のハンモックに、
帰ってきたら、5.6人のイスラエル人のグループが居座っていて、
なんと自分の部屋の自分のもののようにくつろいで、ビールかなんか飲んでいた。
もちろん、嫌だな、と思ったけど、
『それって、私のハンモックだから使わないでよ』なんて、
やっぱり日本人の私は言わなかった。(今だったら言ってると思うけど・・・)
嫌な感じーと思いながら、部屋にいたら、
外から帰ってきたフランソワが、それを見るなり、
『ちょっとあんたたち!!人のうちの人のハンモックで何してんのよ!
厚かましい!恥を知りなさい!恥を!』
と、ものすごい剣幕で、一瞬にして、彼らを追いやった。
中で聞いていた私も唖然!
彼女は長いことフランス国鉄で働いていて、
あの有名なTGB(新幹線みたいなやつ)に乗ってキセルのチェックを専門にしていた。
『だから、あんな若いチンピラ風、なんて全くへっちゃらなのよ』
と、ケラケラ笑いながら言ったものだけど、
私はずいぶん感心したね。
とにかく、当たり前だけど、彼女はフランス人だから、
なんやかやとケチをつけて、なんでもすぐには納得しない。
言っても無駄だと思うことに対しても、
自分が意見がある時は、必ず言う。
普段はツンツンしているけれど、
かわいい時には徹底的に可愛い。
要するにFrenchなのだ。
なぜか、私は旅先ではフランス人とはいつもグッドフィーリングで、
知り合って聞いてみたらフランス人だったと言うことが多い。
そんな彼女、毎年スリランカで冬を過ごしていて、
この人は、2005年のスマトラ沖大地震の時に、
ここで津波も経験している。
私は2004年まではスリランカに通ったけれど、
2005年にはスリランカに行くのをやめて、インドからブラジルに行ったんだ。
当時、私の友達たちは、私がスリランカに行ったものと思っていて、
私が津波にあったんじゃないかと、ずいぶん心配されていたな。
そして、この人は、津波で自分のバンガローはすっかり流されて、
一週間はビキニのままで、ローカルのスリランカ人のうちで
お世話になっていたらしい。
とにかく壮絶な体験だったらしくて、
そのトラウマも大きくて、
よく『あの津波の後・・・』という話に今でもなる。
それでも、ほとんどの外国人がスリランカを出て行く中で、
この人はその後もスリランカに残って、
メールで現地の惨状を訴えて、4000ドルほど寄付金を集めて、
現地の何もなくなってしまった小学校の全員に、
ノートやら、鉛筆やら、教科書やらを買う寄付をして、
地元、ヒッカドアの名誉市民みたいなことになったりした。
私はエネルギッシュで、歯に衣着せず何でも言う彼女が大好き。
その何年か後にも、またまたバンコックの路上でばったり会うという経験を経て、
いよいよ、これは偶然ではなく、必然的に遭わされているんだなと、
お互い思うようになった。
多分お互いに相手から受け取るべきメッセージがあるんだよね。
それが何か、まだお互いにわかっていない。
ただ、お互いに好きあっているだけ。
というわけで、今回は、私がインドに行かずに、
しばらく落ち着いてバンコックに居れるということで、
私に会うためにスリランカからやってきたフランソア。
もちろん、同じホテルに滞在していても、昼間は私も仕事しているし、
部屋も別々だから、いつも一緒ではないけれど、
今回は毎晩毎晩、随分と深く話をしたなぁ。
彼女は一つ歳下だけど、同じ牡羊座生まれの、まあ同世代。
お互いの両親がコミニストで、ちょっと変わった家庭だったところまでそっくりで、
本当に縁を感じてしまう。
女も50半ばを過ぎて、いよいよ人生が濃厚になっていく時。
彼女も仕事を辞めて、今転機の時だから、
さあ、今からどう生きていくか、大事なポイント。
時は2018年。
おととしに私の親友が死んだけど、フランソアとは今後付き合いが濃厚になって行く気配。
そろそろ、インド、タイのフィールドから、ヨーロッパかな。
とにかく、次はパリで会うことを約束して、別れてきた。
ああ、愛すべきフランソワ。
あなたのことは大好きだけど、
レストランに行くたびに、タクシーに乗るたびに、
いちいち文句言うのは、ちょっとめんどくさいからやめたほうがいいよ。
ああ、愛すべきフランス女!!
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あっという間に土曜日になって、
今日もチャトチャックの日。
昨日は一日中プールホリデーしたし、
体も気力も充実!と言いたいところだけれど、
今日は外もどんよりして、なにより暑い!
外は何度くらいあるのかな?
多分35度前後。
しばらく雨は降ってないけど、すごい湿度。
体はすぐに汗ばむ。
ここは10分くらい行ったところに地下鉄の駅があるから、
いつもとは全く違う風景の中を歩く。
ちょっと歩いたけれど、あんまり暑いので、
角にいるバイクタクシーに駅まで乗せてもらうことにした。
こんな暑い中10分も歩けないわ。
地下鉄の駅はこんな感じ。
電車の中は思った通り、クーラーで冷えひえだけど、
駅にしたら5駅くらい。
約10分くらいだから、涼しくて、気持ちいいと思える距離。
これ以上乗るとちょっと寒いね。
思った通り、チャイニーズニューイヤーで、
タイの人にとっては、3連休中とあって、チャトチャックは混んでいる。
これも予想通り。
できるだけ早く用事を片付けて、
早く帰ろうと思うけれど、
人は多いし、暑いし、だんだん荷物は重くなるしで、
思うようには進まない。
先週見た猫の兄弟くんは、やっぱり今日も人混みの中くつろいでいた。
あーあ、だんだん歳かね?
荷物の重いのが耐えられない。
今日で、ここの仕事は終わらそうと思っていたけれど、
一休みして、コーヒー飲んだら、ぐったりして、
帰ってきてしまった。
帰りも地下鉄で帰ろうと、行くときは思ってたけど、
もちろんタクシーで、
しかもやっぱりメーターを使わないタクシーで、
向こうの言い値の200バーツ、値切る気力もなく、
帰ってきてしまった。
それでも、いつものゲストハウスに帰るよりは100バーツ安かったなぁ・・・・
とほほ。
やっぱり帰ってきたらすぐに水着に着替えて、
プールにドボ〜ン!!
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今の季節、バンコックは本当に混んでいる。
ヨーロピアンにとっては今はバカンスシーズン。
みんな寒い自国から逃げ出して、熱帯のホリデーを楽しみたいと思っているし、
日本でも、学生がもう休みに入って、
卒業旅行やなんやかやで、結構旅行する人たちが多い季節。
だから、たった13室しかない、私のバンコックのアパートとも呼べる、
いつもの私のゲストハウスも、もちろん毎日が、ほとんど『Full』状態。
予約の電話をいつもより随分早く入れて、
いつもの私の部屋は確保したけれど、
『何日くらいいるの?』と聞かれた時に、
『だいたい一週間くらい』と答えておいた。
その時はまだ、インドに行かないと決めた後、
南の島に行く気満々だったし、
『多分一週間もいないかも?』くらいに思っていたけれど、
結局熱が出たり、行こうと思っていた島のホテルがいっぱいだったりと、
様々な事情で、バンコックにずーっといると決めたんだけれど、
こちらについてとにかく始めの頃は、
熱があって、しんどくて、
一体自分がいつまで部屋をとっているかなんて事に、全然頭が行かなかったのだけれど、
ちょっと治ってから、そのことを思い出して、
聞いてみたら、なんと!私の部屋は火曜日(つまり昨日)までしか予約されてなかった。
おまけに、その後2日間は完全にFullで、違う部屋に移ろうにも、その部屋がない。
・・・・・・さて朝子!どうする。
OK! NO PROBLME!
こんな時こそ、いつも誘われているゲストハウスに行って見るチャンス!
私の古いフランス人の友達 フランソア。
ちょうど今彼女もバンコックに来ているから、一緒に海に行こうねって言ってたんだけど、
私の体は絶不調だったし、
彼女は彼女で、今回も去年の11月初めから、今年はなんと5月初めまで、
6か月ものロングホリデー!!
この人はいつもスリランカのビーチに例年4か月ほどいるから、
別に今更タイランドに来て、たった一週間くらい、海になんて行くのは、
ちょっとめんどくさかったみたいで、
ただ私と一緒に過ごしたかっただけみたい。
そう。彼女のゲストハウスにはプールがあるのだ!
それは前から知っていて、以前にも何回も訪ねて来たことがあるけれど、
やっぱり自分は、いつもの界隈よねーと思っていた。
だって、このエリアは、右も左も、全然知らないし、わからないところ。
あまり時間がないいつもだったら、そうは思わないんだけれど、
今回は2週間ある。
・・・・・というわけで、第一回目の荷物を送ってから、
このゲストハウスに移って来た。
まず結論から言うと、Very Good!
タイの2月は、気温が毎日どんどん上昇して、
2月の初めにはちょっと肌寒いものの、
終わりころには、暑くて汗ダラダラって感じになる。
今日の最高気温も35度。
日中外を歩くと、グターっとしんどくて、身体中汗ばむ感じ。
日本から来た当初は、暑いのか、寒いのか?どう感じていいかわからなかったカラダも、
『そうか、暑いんだここは!』と、ちゃんと分かって来た。
そこにSwiming Pool !
快適でないはずがない。
今日は朝から、プールサイドで待ち合わせて、
ひと泳ぎした後、ひとしきり女同士、ガールズトークに花が咲く。
喋り疲れたら、また泳ぐ。
泳いだ後は、ビーチチェアーでストレッチ。
そういえば何も朝から食べてなかったよなーと思い出したら、
フランソアが買って来ていた、フランスのパンと、パテと、生ハムと、
私のマンゴとバナナで遅いブランチ。
お腹いっぱいになったら、また泳ぐ。
ああ幸せ!
だいたいプールなんて、久しぶりだから、
この快適さを完全に忘れていたね。
塩素臭いのは多少気になるけれど、
ビーチのように、砂もつかないし、虫もいないし、波もなくて、
上手く泳げない私も、シュンシュン泳げる。
すぐ横にはビーチチェア。
歩いて10秒で自分の部屋。
部屋に帰れば、熱々のホットャワーがあるし、
クーラーも、天井のファンもある。
部屋はとても綺麗で、ベッドは硬くもなく、柔らかくもなく、ちょうどいい。
おまけに、清潔な真っ白いタオルやら、グラスやら、石鹸や、トイレットペーパーまで完備。
毎日掃除にも来てくれる。
ゲストハウスというよりはホテルみたい。
一階には広いガーデンや、レストランもある。
それで一日約25ドルほど。
気に入った!!
見ると泊まるとでは大違い。
こんなことなら、もっと早くから来ればよかった(笑)
今度からはここにシフトしちゃおうかなーと本気で考えています。
明日はいよいよチャイニーズニューイヤー。
今日もチラホラと爆竹の音が聞こえたけれど、
きっと明日はそこら中で、爆竹が鳴り響くだろう。
私はあの音があんまり好きじゃない。
いつもドキッとするから。
今日は午後から、今日すべき仕事は済ませたし、
明日食べるべきものも、たくさん買い込んだし、
明日は丸一日、どこにも行かずに、プールホリデーの予定。
また違う楽しみを見つけて、
なんだか違う気分で嬉しいバンコックなのでした。
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さあ、アップタウンまで買い物にでも行くとするか、と
今朝は朝から強い風が吹いていて、
窓の鎧戸をガタンガタンと揺らしてるけど、
強い風のおかげで、いい天気。
バンコックについてからずーっと天気は曇り。
私の体の調子もとっても悪かったので、
ベッドに寝ているのにはちょうど良かったけれど、
今年はこちらでもあまりお天気は良くないと聞いていた。
だけど、爽やかな風と光る緑の葉っぱを見ていたら、
突然、
私、もう治ったんだ!と感じた。
何もかも、なぜか、とてもフレッシュに感じる。
去年の12月ごろから常に感じていたお腹の不調も、
今は感じず、
熱と一緒にどこかに行ったくれた感じ。
熱が出る、というのは、そんな悪いことではない、といつも思っている。
体温を上げようと、色々と気を使っているものの、
なかなか普段体温が上がらない私。
特に、冬は、足や手の指先まで血が行き渡ってない感じがいつもしていて、
苦々しく思ってる。
体の中のがん細胞はいつも生まれては死んでいるらしいけれど、
体温が39.5度まで上がると、がん細胞は死滅するらしいから、
今回、39度まではならなかったけれど、
38.5度くらいまでは熱が出たから、
きっと体の中にあったがん細胞もだいぶ死んでくれたはず、と
心の中でちょっとほくそ笑んでいる。
バンコックは大都会だけれど、
熱帯の強い太陽のおかげで、
生えている木々はジャングル状態に勢いがあって、
生命の強い気配を感じて、
そこが好き。
私は緑のないところでは息ができないと感じるし、
生きていけない。
昨日の夜、タクシーが角を曲がった瞬間、目に入った光景。
街路樹という街路樹に、LEDの電飾を巻きつけて、
道路一帯が光の洪水になっていた。
王宮近くの道だったから、きっと王様関連の祝い事があるのね。
それにしても、どうして人間はこんなにバカなんだろう?
こんなことされて、一体木はどう感じているのか?を誰も考えないの?
私はこういう光景を見るたびに、
とても胸が苦しくなる。
木や、その気に住む動物や、昆虫や、微生物の悲鳴が聞こえる。
確か『パンチャママ法』と言ったと思うけど、
人も動物も植物も、同等の権利を有するという法律だけど、
これを国の基本法としたボリビア。
こんな国を本当に尊敬する。
毎日キッチンにぶら下げている私のバナナを、
ちょっとずつかじっているらしいゲッコーくん。
君なら、ちょっと食べても許してあげたいよ。
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今朝は大音量のホアホアどりの鳴き声と、
あまりのリンパ腺の痛さで目が覚めた。
暖かいところのせいか、体は無理して熱を発さなくてもいいと思ったのか、
熱はなんとか下がったけれど、リンパ腺が一生懸命掃除してるらしい。
でも、もう寝ているには、背中が痛すぎるし、
やっぱり今日はどうしても、オーダー品を持ってきてくれているかどうか、
確かめに、行かねばならぬ、チャトチャック、ウィークエンドマーケット。
さて、ダラダラしながら、昼近くに着くと、
なんと今日は、道路を挟んだ反対側で、アンティークマーケットが開かれていた!
こんなマーケットは大好き!
時間と体力があればいくらでも見て回れるし、
どうせ送る荷物もあるからと、なんやかやと普段なら買ってしまう私だけれど、
さすがの私も、今日は無理!
チャトチャックだって、身体を慣らしに来たんだ。
と、さらっと流す。
エネルギーのない時には買い物なんてできない・・・・
と言いながら、それでも、
来週はチャイニーズニューイヤーだから混むだろうな、
休む店も多いかもな、
今日買っとかないと、来週には無くなってるかもな・・・・などなど。
やっぱり仕入れ根性が出て、
しないつもりだった買い物をしてしまう。
それにしても、この猫ちゃんズ、この人混みの雑踏の通りで、
よくもこんなにくつろいで寝れるもんだ。
などと、しばし猫休憩しながらね。
ほんの3時間ほど歩いただけだけど、
ヘトヘトボロボロになって、
荷物も、濡れた毛布ほどの重さを感じて、
トゥクトゥクも向こうの言い値で(タクシーはエアコンが効きすぎて乗れない)
帰って来た。
ああ、まだ全然治ってないなぁ。
帰ってくるなり、ベッドにゴロンと寝転がったら、
バタンキューで、しばらく寝落ちしてしまった。
そして、あまりのしんどさに、急に、本当に急に、
うちのネコちゃんズが恋しくなった。
猛烈に。
この子達は私のウチの癒しの霊団なのだ。
今ここに二人がいたら、お腹の上に乗ってもらって、
思いっきりゴロゴロ言ってもらうのになぁ・・・
ママちゃんはここバンコックで頑張ってるよー!
エネルギーを送っておくれ!!
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もう寒くないバンコックに着いたよーと言ったきり、
音沙汰がないから、どうしてるん?
と聞かれたけれど、
実は熱でダウンしていました。
丸2日間はウンウン唸ってベッドの上でおとなしくしている羽目に。
実は日本を出る1日前から熱が出て、ヤバイなぁと思っていたのだけれど、
飛行機に乗る日には、嘘のように熱も引いていたので、
『まあ寒かったもんねー。でももう暖かいところに行くから大丈夫。』
ってタカをくくっていたけれど、
そうは甘くなかった。
恒例のマンゴやバナナや、生活必需品を買いに出て歩いて、
でも、帰り道には、足取りも重く、息も熱く、
熱がどんどん上がって言ってるのがわかった。
結局丸2日間は、何も食べずに、このベッドから見える景色だけを見て、
鳥の声に癒されながら過ごしました。
日本が大体寒すぎたのもあるけれど、
やっぱり日本にいると忙しすぎて、疲れているよねー。
こうやってブログだって、
この頃は日本から出ないと書けない。
このあいだの四天王さんの時に、
『デリーに帰ってきたよ』以来ブログ更新されていないので、
何かあったのかと心配していました。と言われる始末。
みなさんご心配おかけしてすいません。
私はちゃんとインドから帰国して、
精一杯働いて、
また出て来ましたよ。
今回は久しぶりにインドに行かないと決めたので、
時間的にもゆっくりしています。
いつも、あまりに弾丸ツアーコースで、余裕がなくて、
決まったことしかできないのがジレンマだったし、
いつものルーティーンにはまっていく自分もとっても嫌だったから。
しかし、本当に体は正直だと思う。
これが4、5日しかバンコックにいられないのなら、
ここで熱を出している暇などなく、
だから賢い身体は当然熱も出さずに頑張っているんだろうな。
でも、今回はゆっくりできる暇があるから、
体も、じゃあここらで休もうか、ということになったんだと思う。
久しぶりに、タイランドのビーチにでも行ってやろうかなんて思っていたけれど、
なんとなく、そんな気分も吹っ飛んで、
丸2日も夢うつつでいたせいか、(それが瞑想と言えるかどうかわからないけれど)
随分と自分の内側への旅ができたような気がする。
気がつけばもう2018年。
自分を取り巻く次元的環境が変わりつつあるのを感じているから、
私もそれに伴って変わりたい!と思っています。
それにしても、熱は下がったものの、
寝すぎて、腰やら肩やら、ギシギシと痛いこと。
今回は日本から持ってきたプロポリスと、
この可愛い猫ちゃん柄の小豆お腹まくらにずいぶん助けられた。
これは15センチ四方の小さい枕。
もらったその日から気に入って毎晩お腹において寝ていたけれど、
今回は熱冷ましに、クビや脇の下などのリンパ腺の痛みにと、
随分働いてくれました。
これを作ってくれたさっちゃん。どうもありがとうね。
おかげさまでだいぶ良くなったから、
明日からスローリー・スローリーと始動開始。
心配してくれた皆さんも、本当にありがとう
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デリーに帰ってきたら、目が痛い。
恐ろしく空気が汚れているからね。
ちょっと日本では信じられないレベル。
外から帰ってきたら、鼻の穴は真っ黒でびっくりする。
ジャイプールも大きな街だし、車もバイクもすごいけれど、
仕事場とホテルはすぐ近所で、
なんとなく城壁で囲まれたようなエリアのなかに
ホテルもあり、仕事をする場所もある。
この城壁の中から出るのはご飯を食べに行く時だけ。
だからあんまり喧騒の中を歩くこともないんだ・・・・
私のいるエリアは、結構お金持ちのお家があったりして、
緑も多くてホッとする。
この間 Anokhi cafeに散歩がてら歩いて行ったら、
なんとなく空き家らしき建物のゲートにあった
運転手募集の広告。
1時間39ルピーだって!
39ルピーって、今のレートで換算すると約70円。
1日10時間働いても、390ルピーか・・・・
・・・・と、その安さにちょっと衝撃を受ける。
仕事で来ていると、お金の単位が全く違って、
一回に10,000ルピー、20,000ルピー払うこともザラだから、
だいぶ庶民とはかけ離れているよねー。
この国はガソリンも結構高くて、多分1リッタ−100円くらいはすると思う。
生活、本当大変だろうな。
まあインドでは強い円のおかげで、一瞬お金持ちそうに見える私だって、
日本に帰れば本当に庶民だから
お察ししてしまうわ・・・・・
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プシュカルで丸一日半寝て、
3日間でたった3回しか食物を口にしなかった結果、
カラダは劇的に良くなり、
なんというか・・・・コロっと治った。
インドではいつも、プシュカルに着く頃には、
体の調子が悪くなり、
それは、吐いたり、下痢したり、熱が出たりと、
方法はいろいろだけど、
そうやって浄化が行われているんだなと、
つくづく思い知る。
インドというこの国は、エネルギーが高く、
何か、スコーンとつきぬけたところがある。
そりゃあ、ヒンディもモスレムたちも、
一日中祈り続けているんだもの、
いつも神様といる世界。
神も自然も忘れて、金と物質に盲目的に突き進んでいる(残念ながら)
日本からやってきたら、
そりゃあこちらの波動がだいぶ低いから、
まずは同調(同期)する必要があるんだよね。
寝ている間に、たまにドアを開けてみると、
クリシュナ猫が私の様子を見にやって来た。
体の調子が悪い時は、
よく寝ること。
何も食べないこと。
これは私のジョアンからの大事な教え。
何人ものインド人が、
『薬飲んだほうがいいよ』とか、
『お医者さんに連れて行ってあげよか?』とか、
色々心配して聞いてくれるけど、
私は猫からの教えを守って、ただひたすらじっとしていた。
ひたすら寝た後、熱が下がったので、
仕事に出かける。
ずーっと寝てばかりいる訳にはいかないのだ。
メインバザールの喧騒の中はとても歩けそうにないので、
湖のガートとは反対側の橋を通って、町の反対側に行く。
この橋を通るのはいつもこの時間だなぁ。
湖に映る夕日を見ながら、
ああ、死んだ両親を一度はこんな異国に連れて来てあげたかったなぁ、とか、
死んだ友達と、いつかは一緒にインドに行こうねと約束していたこと、とか、
思い出して、なんとなく、心がジーンとなる。
夕暮れ時はやっぱり人を切なく、エモーショナルにする力があるんだね。
プシュカルにいて、
ただ寝ているだけで、
お寺に行くわけでもなし、
ガートにプージャーに行くわけでもなし、
それでも神様はいたるところにおられて、
神様の偉大なる御保護と浄化のエネルギーで、
ただ在るだけで、
清められて、次元上昇して、同期することができました。
神様、インドの大地、全インドの皆様、
本当にありがとうございます。
Namaste!!
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ちょっとおかしいな、やばいなと思っていたけれど、
そして、プロポリスで、だましだましきたけれど、
ここにきて体は正直に、
もうあかん!といってきた。
昨日はタクシーでジャイプールからプシカルに移動してきた。
この街で用事があるのは、ほんの2軒の店のみ。
みんなジャイプールで仕事した人がちょっと休憩に来るところだ。
タクシーに乗る贅沢をしなくても、荷物も少ないし、
バスでも、汽車でもよかったのだけど、
疲れていたし、喉がヒリヒリする。
やばい兆候だったから、やっぱりタクシーにしたのだけれど。
いつもだったら、宿の位置がわからなくて、
電話で聞いたり、その辺で尋ねたりするタクシードライバーも、
この頃はGPSがあるものだから、
スーッとナビってスムースに到着した。
うーーん!時代は変わったね。
どちらにせよ、このシーズンに乗り物に乗って移動するってことは、
エアコンは避けられない。
体の調子が悪い時のクーラーは私の体には大敵なんだけど、
なんせ外は35度以上だから、クーラーなしってことは不可能。
指の関節がチクチク痛むなぁと思いながら、
それでもこちらについて、なんとかあいさつがてら
一軒の店に行って一つの用事を軽く済ませたけれど、
今朝、起きたらもうダメだった。
身体中が痛くて、しんどくて、
起き上がれない。
ドアから見える外は、
日差しがサンサンとして、見ているだけでクラクラしてめまいがしそう。
あの光の中に出て行ったら、溶けて倒れてしまいそうな気がする。
というわけで、今日はまたもや強制終了。
1日寝て過ごすことに決めた。
窓からたわわに実ったパパイアを見ながら、
何も食べずに、ただひたすら寝て治すことにする。
プロポリスももう残念ながら、ほとんど底をついてきたし、
多分今日がただ1日、休んで寝ていてもいい余裕のある日なのだ。
体はやっぱりよくわかってるよなぁ。
どこからか、祈りの音楽や、お寺の鐘の音が聞こえてくる、
このヒンズーの聖地プシュカル。
ここで神様のエネルギーに抱かれながら、
ゆっくり休もう。
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ジャイプールに着いて、ゆっくり、ゆる〜くお仕事開始。
今回は石がメインの仕事ではないから、
テンションも高くないし、
だいたい、必死で働かないようにしてるww
・・・・・ついついやり過ぎてしまうタイプなのでね。
それでも、今度作るための商品のイメージづくりや、
その準備のための材料集めや、
きになるものを買い足したりして、
やっぱり石屋さんにばっかり行ってるけどね。
ラピスラズリはこの頃またとても気に入っている石。
店の在庫も底をついたので、どこの店に行ってもラピスを見てしまう。
ラリマーやインカローズやトルコ石といった石は、
だいたい大きいサイズのカボションが多いんだけど、
石の大きくない、いつもつけていられるようなリングを
作りたいなぁと思っているので、
その準備のために、小さい石を探しています。
昨日はラリマーの小さいカボションを見つけたよ。
こんなにたくさん必要ではないのだけれど、
見るとついつい買っちゃうね。
小さな、キャッチ式のピアスようにもいいかなぁ。
小さなクリスタルのポイントも、相変わらずよく売れるので、
いつも探しています。
この頃はブラジル産よりもヒマラヤ産が人気が高いので、
比較的見つけやすい。
このクリスタルは、パキスタンさんのハーキマーダイアモンドクリスタル。
正確には、ハーキマーダイアモンドクリスタルは、ニューヨーク産のものしか
そう呼べないらしいけど、
とにかく同じ種類のクリスタルです。
とても強い光があって、中にはレインボーやらファントムやら、
美しいものがたくさん内包されています。
今日の午後にはヒマラヤ産のレーザークリスタルを買いました。
多分これはシンギングクリスタルと呼んでも良さそうな、
2本持ってカンカンとぶつけると、
キーンととても高い、綺麗な音がする。
(昼間今日は長い停電で、写真を撮るのを忘れたよ。)
こういう、石を選ぶ作業は、やっぱり余裕があったほうがいいね。
今回は時間的余裕があるので、(経済的余裕は相変わらずないけど)
楽しい気持ちでお仕事できていまーす。
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今日はジャイプールにに移動のために
ちょっと離れたデリーサライロイラ駅に。
この駅はニューデリー駅からほんの2、30分のところなのに、
全然混み合ってなくて、
緊張感も薄く、なんとなくホッとする。
だいたい仕事でジャイプールに行く人は、
日本の新幹線みたいな、
シャタブディエクスプレスを利用するのだけど、
私はビジネスマンと外人ばかりのこの列車より、
今日乗ったような寝台車の汽車が好き。
みんな旅行モードで、大抵の人がお弁当を持って乗り込んでいる。
寝台車って、なんだか懐かしいな。
子供の頃、母と、函館から大阪までの寝台車に乗ったなぁ・・・・
ずいぶん昔の話だけど・・・
汽車に乗ったのは朝だから、
まだ寝台仕様にはなってなくて、
みんな普通に座っていたのだけれど、
汽車が動きだしてから1時間ほどすると、
毛布とシーツと枕が25ルピーで売りに出されて、
みんな寝具を手にした途端に、
なんとなく寝台車モードに変わっていった。
この汽車はデリーからバンドラ(ボンベイ)まで、
約24時間の旅。
それでも、私のようにジャイプールまでとかの
近場で降りる人もいるから、
3段ベッドの真ん中はまだ畳まれたままだけど、
それぞれがリラックスして寝るモードに。
私も、昨日もよく寝たはずなんだけど、
なぜか眠くて、眠くて・・・・
向かいに座っているマダムはシーツを手にした途端に
横になって、おやすみし始めた。
汽車とともにユラユラ揺れるお腹を見ていたら、
私もウトウト・・・・ウトウト・・・・
この汽車はチャイやサモサや、いろんなものが売りに来るから、
結構それも楽しみなんだけど、
今日はそれもまったく気がつかないくらい、
ずーっと寝ていた。
どうしてこんなに眠いんだろう?
と思ってあたりを見回して見たら、
そうか!
みーんな寝ているからか!
きっとアルファー波で、汽車中が満たされていたのね。
ジャイプールに着いたら、すぐお仕事開始だから、
まあそれもよし。
いつかこの汽車でバンドラまで行って見たいなーなんんて夢想しつつ、
のどかな汽車の旅でした。
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朝起きて、コンピューターを開けたら、
今日のデリーの最高気温は35℃という文字が目に飛び込んできた。
ひゃー、今日も暑そうね。
それでも、湿度のないインドでは日本の35℃よりはマシに感じる。
それに最低気温は23℃とあるから、夜は結構涼しくて、
寝苦しくないのもいいところ。
朝、恒例のパパイアを買いに行った時は既に、
日陰を歩かないと汗が出てくる。
もう既に日陰では、じいちゃん達がうたた寝中。
今回仕事は結構サクサクと進んで、
いいショールにもちゃんと出会うことができて、
ちょっとホッと一息。
朝ごはんもパパイア大盛り。
だいたいはいつもの店に買い物に来るんだけれど、
いつの間にやら店がなくなっていたり、
家族に不幸があって田舎に帰っていたり、
結婚式で一週間お休みだったり、などなど、
連絡が全く取れないなんてことはよくある。
いつも時間が限られているから、当然こちらも焦るし、不安になる。
この不安こそが、私のお腹の加減の最大の原因。
いつもインドに来てお腹を壊すのは、食べ物や、ばい菌や、
そんなせいではなくて、不安なんだ。
だから仕事が順調にさばけている今回は
体の調子もお腹の調子も良くって、
時間もいつもほどにタイトでないので、
程よく休む時間も取れて、快適。
今朝は、朝一(こちらの朝一はだいたい11時ごろ)から
一件約束があったので、電話をリチャージした後行ってみたら、
案の定ボスはまだ来てない。
この用事のあとは夕方4時過ぎまでポカーンと空いたから、
よし、今日はヘナをする絶好のチャンス!と思って、
ホテルの部屋に帰ることにする。
ちょっとヘナ用のタオルを買いがてら、
遠回りして、市場を通ってね。
フルーツスタンドの周りはぷーんとフルーツのいい香り。
インドの野菜は、あんまり立派ではないぶん、
農薬まみれでない感じがして、
とっても好感が持てる。
これはアメリカのスーパーで見る
馬鹿でかい、巨大でピカピカの野菜達と好対照だね。
主婦の目で、野菜を買いたい衝動に駆られるけど、
キッチンがないから、ガマンガマン。
でも、帰りには忘れずにお米を買って帰ろう。
市場で、ちょっとお菓子も仕入れて、
これから夕方まではヘナしながら、
お洋服のほころびも繕って、
お部屋でゆっくり過ごすのだ。
だいたい旅先だからって、
毎日毎日出歩いているから疲れちゃうのだ。
暑い昼間、シーリングファンのある快適な部屋で過ごす
束の間の至福のひととき。
明日は朝からジャイプールに移動だし、
夕方4時から8時までは、
バッグのオーダーとか、
ショールにファーをつけたのの仕上がりを見たり、
ベッドカバーをちょっと選んだりして、
多分すごく忙しくなるからね。
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昨日の夜にデリーに到着。
バンコックはもちろん暑かったけど、
デリーもまだかなり暑い。
インドは基本的には砂漠的な気候だから、
夜になると随分冷えるから、昨日の夜にはそう感じなかったけど、
朝起きて、窓を開けて、日差しを見ると
相当暑そう。
そして、なんだか、身体中がだるくって痛い。
おととい荷物を運ぶために20キロ相当の荷物を持って、
50メートルほど歩いたせいかな?
いやいや、相当疲れてるんだろうな、と思い知る。
何しろ、四天王寺さん終わってから、
ノンストップで今日まで来たもんね。
朝から、外に出る気があまりしないでうだうだしてたけど、
昼過ぎにショールを見に行く。
なぜか人にあったり、物を選び出すと、
エネルギーが湧いて来て、サクサク仕事は進むんだけどね。
・・・・というわけで、
ショールを選んで、軽くご飯を済ませた後は、
今日半日オフにすることにした。
ここらでちゃんと休息を取っておかないとね。
今日2日はマハトマガンジーのお誕生日で、
インドは祝日。
先週の金曜日から、今日この月曜日まで、
ロングウイークエンドで、4連休のところも多いようで、
みんな明日から、というところが多そうだし、
私も、いいショールに出会って、仕事の4分の1くらいは済ませたので、
おやすみするのにはちょうどいい日のようだ。
今日外では、毎週月曜日恒例のストリートマーケットが開かれていて、
日用雑貨や、子供服やら、何やらかんやら、
地元の女の人が喜びそうな店がたくさん出てる。
しかも祝日なので、昼間からローカルの女の人がたくさん出て
賑わっていた。
普段はうちの中や路地裏にいて、
あんまり表通りに出てこない、主婦連中も、
今日はみんなで群れて、連れ立って歩いている。
やっぱり、普通の庶民は、今でもサリーなんだな、と
ちょっと嬉しくなる。
この頃、若者や、ちょっと街中では、みんなジーンズを履いてるからね。
路上の下着屋さん。
売り手が男の人っていうところもインドらしい。
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今日は曇天なのに、なぜか朝から清々しい。
なんだか、すべてのものがキラキラして、
美しく見える。
雨上がりのせいもあるけど、
お花の可愛く美しいこと。
思わず足を止めて見入ってしまう。
木を眺めていると、
なんだか望遠で見ているように、
葉っぱの一枚一枚がくっきりと見えて、
ああ、きっと100年前には、ここら一帯は木に覆われて、
ジャングルのようだったんだろうなぁ、
などと思いをはせる。
そして、今は街路樹としてだけ、生かされる木を見て、
孤独で気の毒だね、でもあなたのおかげでみんなが癒されているよ、
などと、心の中で話ができるような気がする。
そうか。
今日はジョアンのお命日。
ジョアンの精霊が、私の横にやって来て、
彼の目線で物を見ているような気がする。
いや、きっとそうだ。
朝からウィークエンドマーケットまで行くタクシーに乗った時も、
今日は日曜なので、向こうの郵便局から荷物を送るつもりで、
約20キロの荷物を抱えて宿を出たんだけれど、
道路に出て、地面に荷物を置くや否や、
タクシーが目の前に現れた。
荷物を送って、ちょっとした用事を済まして帰る時も、
目の前のタクシーに声をかけたら、
なんと一発で、拒否されずに乗せてくれて、
(これはほんとレアなこと。私の宿は遠いから、みんな嫌がるのだ。)
しかも、メーターを何も言わずに使ってくれて・・・
昨日、タクシーについて、ブーブー言っていたことが嘘のようだ。
しかもタクシーに乗ったら、なんとハレルヤと歌う音楽がかかっていて、
思わず、『この人クリスチャンなんかな?』と
運転手さんの顔を見てしまったぐらいで、
なんと清らかな空気感のタクシーだったこと。
ありがとう。ジョアン。
精霊になっても、いつも私といてくれるあなたに、
本当に愛と感謝を捧げます。
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今日のトゥクトゥクは紫だーなんて喜んでる場合ではない!
雨の降りそうな時は、完全に買い手市場で、
相手の値段の言いなりになるしかない。
まったく!
私は近場なら、もう値段交渉なんてしないで、いつも乗り込んじゃう。
でも、ここ1、2年かなぁ、どこに行くのも値段が上がったのは。
いつもの値段と思って払うと、
『OH NO マダーム!』って言われちゃうことが多くなってきた。
そして最悪なのは、夕方のショッピングセンター前。
みんなたくさんの荷物持っているし、帰りたい人ばかりだし、
おまけに、この頃は夕方に雨が降るシフトで、
例えば、ウィークエンドマーケットに行く場合、
行く時は、私のところから約100バーツ。
(それも、2年くらい前まではお釣りが来たけど、今はちょっとオーバーするかな)
でも、帰りは、タクシーなら10台のうち7台は乗車拒否されて、
(遠いから。)
残りの3台には、『300バーツ』と言われる。
トゥクトゥクならファーストプライスは200バーツ。
もちろんタクシーにはメーターがついているけど、
みんな、ここぞとばかりに儲けどきみたいで、
メーターを使ってくれる人なんて100台に一人くらいかなぁー。
と、最近はバンコックのタクシー事情は、トホホな状況です。
多分この頃は物価もすごく上がって、みんな苦しいんだろうなぁー
と推察されますが、
私も円安で苦しいから、余計にムキになっちゃう!!
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一週間の四天王寺さんのお彼岸会で、
大好きなおウチから離れていたから、
ゆっくりおウチで猫ちゃんズと秋を楽しみたいのだけれど、
そして、体のためにもそうすべきなんだけど、
なかなかそうはいかず、またまた旅先から書いています。
お彼岸会に来ていただいたみなさま、
いつも本当にありがとうございます。
半年に一度つづお会いできる方々にもちゃーんとお会いできて
半年の無事を確認しあえて、よかったです。
毎年10月頃には
秋物の仕入れや、
次に2月にリングや何かを作るための石の用意やらで、
インドとタイに来るんだけれど、
それにしても、もう少しゆっくりしたいところ。
でも、この10月には昨年の10月に亡くなった
前タイ国王の壮大なお葬式があって、
多分10月の中頃からはタイでは仕事にならないだろうとか、
10月の後半にはインドでディワリ(インドのヒンズーのお正月)があったり、
11月の満月(今年は4日)に向けて、その前の1週間、
PushkarではPushkar Fairという、一大イベントのお祭りがあって、
多分どこにも泊まれないだろう、とか、とか・・・
で、結局この時期しかなくて、
大阪から帰って中二日で出て来てしまった。
まあね、こうなったら、楽しみながらやるしかないね。
バンコックは乾季に入る直前の大雨が降る季節。
いつぞやの大洪水があったのもこの時期だった。
空港からのタクシーで外を眺めていたら、
『ああ、こういう雲がトラベリングクラウドって言うんだな』
と思っていた矢先、突然、大粒の雨が降り出した。
そうか、トラベリングクラウドって、日本語に訳すると、
通り雨ってことか。
などと思っていたら、ありがたいことに、
タクシーを降りる頃には止んでくれた。
今回、タイはたったの3日だけ。
雨は嫌いじゃないけれど、時間がタイトだから、
なるべく雨には当たらずスムースに行きたいのだ。
こちらに来て聞いたところによると、
10月1日からは国民がまた全員黒い服を着て、
(といっても、今も全体的に黒い服を着ている人が多いけど)
繁華街では、音楽も禁止、
15日過ぎからはお酒を提供する店も、お酒禁止になるらしい。
私は10月1日には出国する予定だから、
なんとなくぎりセーフかな?
去年は国王がなくなった次の日にタイに入ったから、
周りの人がみーんな黒い服ずくめで、
黄色い服を着ていた私は、違和感感じまくりで、
そうとう居心地悪かった。
まあ、短いバンコックの滞在期間、
昼間は仕事だけれど、
家事からは一切解放されて楽しみましょ。
これは今日のお昼ご飯。(といっても4時半だったけど)
ニガウリのスープと、イエローカレーと、辛い辛い小魚の揚げ物。
これは晩御飯。
お腹があんまり空いていなかったので、軽くね。
なんと、インスタントヌードルのヤムウンセン。
これがなかなかいけるのだ。
朝は、もちろん、恒例のマンゴモーニング。
可愛い小鳥も来てくれたよー。
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来週の20日から四天王寺さんのお彼岸会が始まるのと、
思いのほか、秋が早く進行して、日増しに秋らしくなっていくのとで、
毎日ジュエリーの制作に励んでいた今日この頃・・・
おかげさまで、たくさん新しいものができましたよ。
引き続き、秋色ってどんな色?を探りながらね。
ラボラドライトとオールドシルバーのイアリング。
グレイのバロックパールのネックレスとイアリング。
マベパールとガーネットのイアリング。
このマベパールは大好き。
みんな違う表情で、自然の形は自由でいいなぁと思っちゃう。
ラピスラズリとパイライト、イエロージェイドのネックレス。
葉っぱのトルマリンのブレスレット。
この頃、この細いシリーズ、いろいろ作っています。
なんともシックな色のラボラドライトのペンダント。
もちろん、可愛い色のも作りましたよ。
ムーンストーンのネックレスとイアリング。
ふわっとベビーピンクに見える、可愛いいろんな色のムーンストーン。
夜空に冴え渡るようなムーンストーンも素敵だけれど、
こんな優しい色のムーンストーンにふっと癒される。
カレンシルバーとパールのイアリング。
カレンの大きいハートは、なんとお花もようのプリントつき!
カレンの人たちのおちゃめな遊びごころは大好きです。
たくさん作っているのに、いつも写真を撮るのを忘れてしまうのが、
私の難点。
もっとたくさんお見せしたいです。
というわけで、みなさま。
四天王さんの彼岸会でお待ちしていますね。
徳島のお店にも、秋物がたくさん並んでいますよー!
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さて、私の住むここ眉山では、
なぜか桜の紅葉、落葉が下界に比べてとっても早くて、
朝晩涼しくなると、急に葉っぱが色づいて、同時にはらはらと落ちて、
朝起きると地面に葉っぱがいっぱいになっている。
そう、秋がやってきたのだ。
朝晩涼しくて、気持ちいい季節なのだけれど、
お店は例年この時期バタバタする。
日本人の季節感には本当に感心するけど、
夏の暑い頃に動く商品といえば、
クリスタル、アクアマリン、ムーンストーンなど、
涼しげで清涼感のあるものばかり。
赤い、暑苦しいような色は全くと言っていいほど動かないのだ。
ところが、最近のようにちょっと秋らしくなってくると、
急に秋っぽいものが必要になってくる。
例年のことだから、ちゃんと用意しておけばいいものを、
やっぱり自分も暑いものだから、そんなイメージは暑い頃には全然わかなくて、
やっぱり今頃にバタバタすることになる。
・・・・・・・というわけで、毎日秋色ってどんな色?
と思いながら、制作に励んでいます。
ラボラドライトとシックな色のパールの組み合わせ。
ルーツコーラルとオールドシルバーのイアリング。
ピンクのラメが入っているようなサンストーン。
ムーカイト(オーストラリアンジャスパー)。
ガーネットのネックレス。
トルマリンルチルクォーツのイアリング。
メキシカンアンバーのイアリング。
サンストーンとトルコ石のブレスレット。
ファイアーオパールとカーネリアンのイアリング。
ファイアーオパールとカレンシルバーのネックレス。
さて、あなたの秋色ってどんな色?
秋色のおしゃれを楽しむ準備をしています。
みなさんの秋を探しにお店にぜひお越しくださーい
*ラボラドライトのイアリング ¥3,500
ルーツコーラルのイアリング ¥3,900
サンストーンのブレスレット ¥6,800
サンストーンのイアリング ¥2,500
ムーカイトのブレスレット ¥4,500
ムーカイトのイアリング ¥3,300
ガーネットのネックレス ¥9,800
トルマリンルチルクォーツのイアリング ¥5,500
メキシカンアンバーのイアリング ¥4,500
サンストーンとトルコ石のブレスレット ¥6,800
ファイアーオパールとカーネリアンのイアリング ¥4,200
ファイアーオパールとカレンシルバーのネックレス ¥14,500
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9月になって、ちょっと涼しくなってきたら、
急に夏が惜しくなる。
あんなに夏が大好きだったけれど、
今年はちょっと様子が違って、
6月にムカデに噛まれて以来、なんとなく調子悪く、
庭に出るのも嫌になってしまって、
あんなにいつでもどこでも寝れる人だったのに、
なぜか眠れない夜が続いたりして・・・・・
しかも暑くて暑くて・・・・もうちょっと夏も嫌いかも?
なんて思い始めていた。
でも、ある日、こんな記事を見て、
「地面に裸足で立つこと」についての驚くべき体と健康への効用を示す数々の医学論文と学術論文から見る結論は「可能な限りやるべき」 | In Deep
ああ!私に決定的に今足りないのはこれだ!と思ったの。
そう、自然から離れてた。
そして、自分の中で、頭だけぐるぐる回って、情報過多になってたよね。
月食や、日食や、水星逆行やら、ライオンズゲートオープンやら、
いろんなニュースを見て、ああそうね、だから調子悪いのね、なんて、
勝手に納得していたけれど。
最も基本的なこと、自然に抱かれることを忘れていたのだ!
そうと気が付いてから、
時間の合間を見て、
しげしげと、海や、山や、滝やらに出かけています。
滝のことを思い出した時には、もう夏後半。
どうして、あの暑い盛りに来なかったんだろうと、だいぶ後悔した。
滝に近づいていくと、どんどん涼しくなって、空気がフレッシュで、
あの止まることのない滝の音と水しぶきの中にいると、
どんどんリフレッシュされていくのがわかる。
そして海。
あんまり泳げないし、足のつかないところは怖いけれど、
遠浅で、人気のない美しいビーチ。
暑い砂の上を裸足になって歩く。
暑くなったら気がすむまで海に浸かって。
いつも適度に波があるから、シュワシュワ、ザブザブと波に洗われる。
塩に浸かった体は、川に直行して洗う。
透明で、鮎がたくさん、たくさん群れていて、本当に美しい川。
じーっと1分くらいしていると、鮎の子供が足をつつきに来るよ。
ああ、こんな美しいところに住んでいたのに、
日常の雑事に溺れて、忘れていたなぁ。
海、山、滝、木々、波、蝉の声、鳥の鳴き声、夕立、雷、日の出、夕日・・・・
こんなにも周りに自然はあふれていて、
思い出して、その中に入っていくだけで、
即座に浄化されて癒されていく。
気がついたら、真っ黒に日焼けしていて、
年甲斐もなく!とか、よく遊んでいるねとか、
周りの皆さんに呆気れられていますが、
気にしない、気にしない。
大いなる自然に抱かれて、
すっかり元気になりました。
思い出したよ、この素晴らしさを。
Viva! Natureza!
大自然、本当にありがとうございます。
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今日四国は台風通過したって聞いたけど、
こちらも毎日なんとなくどんよりして、あんまり晴れ間を見なかったなぁ。
いつでも雨が降りそうな感じだから、空を見上げながら、
ちょっとした晴れ間が出ているうちに、荷物を送りに行く。
短い滞在期間はあっという間に過ぎて、
今日の夜中にはまた機中の人になるからね。
荷物を送った後は、
長年愛用しているサイザル麻のバッグの取っ手がちぎれそうになっていたのを、
修理に出していたんだけど、出来てるかどうかチェックに行く。
着いた次の朝に、『帰る時まででいいからね』と頼んであったのに、
行ったら予想通り、やっぱり出来てない。
『革を買いに行く時間なかったし、この革は高いし、ナンチャラカンチャラ・・』
『まあいいよ。今度来た時までにやっておいてくれたら』と私。
もとよりそんなに期待してないのだ。
だけど、彼、ふっと何かを見つめて、
『あっ、この革でもいいかい?』と、
ドアの上にひょいと引っ掛けてあったベルトを見て言う。
それはまさに2本分のサイズにぴったり。
しかもいつも彼が座っている目の前にあったのだ。
もーっ!そんなことなら、さっさとやってよね、と思いながら、
別に怒る気もないし、ペチャクチャとおしゃべりしながら、
私のバックが直されているのを眺めていた。
そう、要するに私は今日暇なのだ。
もう荷物も送ったし、フライトは夜中の2時だし、
行きたいところも別になし、やりたいことも別にない。
だいたい、いつも忙しいスケジュールで、というか、
勝手に、自分を忙しくして、動いてる。
これじゃあいけないな、と思い、1日30分でも猫でも抱いて、ボーッとしようと思うけど、
なかなかこれもできない。
だからこんな日こそ貴重なんだ。
ぷらぷらと歩いて帰ってきて、私のゲストハウスの入り口に立って思う。
ああ、ここも本当に古くなってきたな。
もうかれこれ1994年くらいから使っているから、
私のアパートメントというほどに馴染んでいるけれど、
本当に、本当に古くて、ボロボロになってきた。
いつも、いつも、新しい宿を見つけようと思うけど、
このリラックス度を差し引いても、あんまりいいなと思うところにはまだ出会えない。
全てが木造で、チーク材で作られた、古いタイのお家。
おまけにオーナーがアンティーク好みだから、家具や扇風機や冷蔵庫も
年代物のアンティーク。
だけど、古いゼネラルモーター製の扇風機も、今やほとんど壊れて、
ただの飾りになっているし、(たとえ動いても、ものすごくうるさい!)
籐の椅子はでかいヨーロピアンが座るおかげで破れているし、
部屋も、電気が煌々としていないのがいいとはいうものの、
あまりに暗すぎて、本を読むのにも苦労する始末。
古色蒼然としているのだ。
それでも、元お嬢さんだった、このオーナーのお姉さんのレックとも、
もう親戚のおばちゃんくらいの仲良しで、
私も全く気を使わないし、向こうもしかり。
お互いに、こうやってそばで黙ーって座りながら、
好きなことやって、
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今回は急な買い物のために来たんだけれど、
買い物ってエネルギーがいる。
来た時はエネルギーが結構ダウンしていたから、
正直なところ、しんどかった。
というか、エネルギーがない時にはいい買い物ができないよね。
だから、そんな時には無理に買い物せず、
ただ思いつくまま、興味のあるものだけを見てウロウロしていたんだ。
キャー!なにこれ!
このスイカTシャツはともかくとして、その下に並んでいるサボテンは、
なんとクッション!!
なんとキュッチュでかわいいこと!!
思わずペヨーテクッションに手を出しかけたけど、
いやいや、うちにどれだけクッションあるねん!と思い直して断念。
でも、可愛かったな。
今度見たら買うかも・・・・・
行くつもりもないのに、偶然にひょっこりと出会った古〜い知り合いのお店。
彼女、こんなもの作って売っている。
あはは・・・・かわいいよね。
これは売りたくないのよ、と彼女は言っていたけど、
・・・・・私が手放せなくて買ってしまった。
こんなものをお店に置いておく。
全然売れないんだけれど、
やっぱり私みたいに、『これたまらん!』っていう人がたまに来て、
やっぱり買って行ってくれる。
中には、何年もいる子もいるけど、
買ってくれた人は、大のお気に入りになって、行った先でとても大事にされている。
そういうのが嬉しいんだよねー。
もう何年もここバンコックに来ているから、
知っている顔はたくさんいる。
彼女もその一人。
この人の祖先は、何世代も前にインドからタイランドに渡って来たんだって。
もちろん彼女はタイ人だけど、インドに強烈に憧れて、
とうとうインドに行って住んでしまっていたらしい。
もう10年以上会っていなかったけれど、久しぶりにひょっこりと会った。
久しぶりに見たら、ますますインド人化していたけれど、
とっても素敵なジュエリーを作っていた。
私とはセンスが違うけれど、ああ素敵!と眺め回して、
ああだこうだと、久しぶり話しに花が咲いた。
そうそう、こんな感じ。
こうやってエネルギーがアップしていくの。
今回は、クリスタルとか原石とか、全く買う気は無かったけれど、
ジャーン、って感じで出会ってしまったヒマラヤンクォーツ。
その緑の輝きの美しさに、手放せなくなってしまいました。
これはブラジル産のクラスター。
こんな形状のものはキャンドルクォーツって呼ばれるみたいだけど、
私、このキャンドル状のものには目がない。
そして、このポイントは、一つ一つが双剣(ダブルターミネーター)になっていて、
品良く一つにまとまっている。
こんな原石も、そんなにしょっちゅう売れるわけではないけれど、
こういうものはお店の波動を上げるためにも、ぜひ必要だと思ってる。
これと目があったら最後、もう手放せないっていう人たちが必ずいるからね。
そんな出会いを待っていますよー。
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急に用事ができてバンコックにやって来た。
とは言ってもお盆前の忙しい時期だから、
飛行機も高くって、やっと見つけたリーズナブルなフライトは台湾経由。
夜中について、夜中に帰るから、実質は金曜日から月曜日まで。
そうね、大阪に四天王寺さんに行くような感じ。
いつもなら、ほんの3、4日ちょっと言って来まーすと気軽なもんだけど、
今回は、出る前までの極度の寝不足と心労で、絶不調。
渋々、嫌々やって来た。
まあ、仕事だからと割り切ってね。
8月のバンコックなんてほんと20年ぶりに来たけれど、
こちらは雨季の真っ最中。
毎日曇天で、朝からスカーっつと爽やかではないけれど、
毎日降る雨のおかげで、日本よりはずっと涼しい感じ。
雨期は、果物の季節。
窓の外を見ると、ランプー(日本語でなんていうのかな?多分日本では見たことないな。)
(ピーマンみたいな形で、食べたら梨みたいな果物。)
が、ポコポコと可愛く木になっていた。
この木は、まえ、2月に来た時は、ショッキングピンクのふわふわした花がたくさんついてたな。
夜中に着いたから、朝起きて、早速恒例のいつものおじさんちにフルーツを買いに行く。
今、マンゴのシーズンは終わって、マンゴスチンと、ロンガンの季節。
ロンガンには、たくさんの蜂が群がっている。
ふふふ・・・かわいい。
バンコックの私のゲストハウスは、もう私のバンコックのアパートと言えるくらい、
長く使ってるのだけど、何せ、築100年余りの古〜い建物。
おまけにオーナーはあんまりメンテナンスしないから、
どんどんボロくなって来て、
『ああ、そろそろ新しいところ見つけなくちゃね』と思いながら、
いつも通っている。
着いた日の夜、というか、朝方、さあ、やっと横になって寝れる、とベッドに寝た瞬間、
蚊の猛攻撃にあって、しばらく寝れず。
何日もの寝不足の後、やっとゆっくり寝れると思った矢先のことで、
あまりのことに悲しくなって、思わず泣きそうになった。
朝調べてみると、天井近くの網戸に、大きな穴が、3つも4つも空いていた。
朝、早速、用務員さんみたいなおじちゃんがいるんだけど、
彼に、この穴のことを頼んで、私の留守中に修理してもらうことにする。
なんでも、この穴は、リスが破ってしまうそうだ。
網戸の網も、相当古くて、劣化してるもんね。
そんなに古い建物だけど、庭にはリスや、たくさんの鳥や、
可愛いゲッコーとか、池にはカエルとか、たくさんいる。
古い、古い、と文句を言いながらも、
窓から緑が見えて、人間以外の生き物の気配が濃厚な、
こんな環境が気に入っているのだけれどね。
さあ重い体をひきづって、出かけましょう、と外に出ると、
美しいハスの花が今日も咲いていた。
花の中にはやっぱり可愛い蜂さんが、せっせと働いている。
ふと隣の家の壁際には、名前も知らないけれど、大好きな可愛い花。
こんな景色が、ちょっとづつ、私の波動を上げていってくれる。
さあ、しんどいしんどいばかりいってられないね。
つかの間のちょっと日本より涼しいバンコックを楽しみましょ〜っと。
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私の母はこういう人だった。
写真を撮るときはいつも猫と一緒だった。
いわゆる、猫バカ。
子供の時からこんな人の子供だったから、
いつも猫がいたし、猫と共に育ったっていう感じ。
それでも、子供の頃は、
『私は絶対こんな猫の奴隷になんかならないわ!』
と思っていたけれど・・・・
ここ2、3日、また家の周りをウロウロしている白い猫がいる。
きっと捨てられたんだな、と思う。
私の住んでいる眉山という小さな山は、
真っ平らの徳島市にあって、そこだけ、ちょこんと小さい山になっている。
山の周りはお寺とお墓だらけ、
そして、私の住んでいるあたりは、犬、猫の捨て場、となっている感がある。
近所の病院の調理場の裏とか、
ミニお遍路コースがあって、市民のいい散歩コースになっているんだけど、
そこの憩いのベンチとか、
ラブホテルの調理場の裏とか、
そこで猫や犬たちがご飯もらったり、
毎日そんな野良猫たちに餌を運んできてくれるおじさんがいたり、
そんなことを知っている人がここに動物を捨てていく。
そんな猫たちが、うちに猫が出入りしているのを知って、
うちの庭にもやってくる。
そして、悲しげな声で、ニャーと鳴くのだ。
捨てられた猫の悲しげに鳴く声には耐えられない。
私の耳はそんな音にはすごく敏感で、
普通の人には聞こえない猫の鳴き声も、必ず聞こえるんだ。
走って行ってご飯をあげたい衝動にかられる。
・・・・・でもね、いっつもそんなことしてられないでしょ?やっぱり。
一回ご飯あげれば、猫は期待して必ず次も来る。
見たら可愛いから、そして、雨が降ったらどうしようとか、寒くないかな、とか・・・・
気になって、気になって、頭から離れなくなる。
だけど、留守も多い私、そんなにたくさんの猫は飼えない・・・
そうでなくても、うちの猫ドアはいつも開いているから、
私たちの見ていない時、うちに入ってきて、ご飯を勝手に食べて行って、
そして、またやってくる。
ジュレもトゥーイもそんな猫だった。
それでも、一度見て、触ってしまったら、
もう、こっちがノックダウンされてしまって、
気になって、可愛くって、もう離せなくなっちゃう。
ジョアンがいた頃は、大人のよそ者の猫がうちの縄張りに近づいてきたら、
ものすごい勢いで、どやしあげて、追い払ったものだった。
ジュレもトゥーイも、死んだチッチも、まだ子供だったから、
ジョアンが受け入れてくれて、
だから私が飼えることになったんだ。
ジョアンはうちのガーディアンだったからね。
今日も、昼間、うちの猫たちが爆睡している間に、
その白猫が入ってきて、ご飯を食べて行ったらしい。
うちの今いる二匹は、誰とも喧嘩もしたことなくて、
怖がりで、弱虫だから、よその猫を見たら、
さっさとうちに帰ってくる。
まさか、『うちの飯はうまいで!食べに来いよ!』
なんて言ってないだろうなぁ。
今日帰ってきて、台所でお料理していたら、
台所の窓の下で、可愛い声でニャーニャーと、その猫鳴いていた。
思わず外に出て見に行きたい衝動に駆られたけど、
いやいや、ダメダメ。
一回目が合ってしまったら、かわいそうで、ご飯やらずにいられなくなるから。
だけど、頭からは、猫のことが離れない。
辛くって、そして、不機嫌になってしまう。
昔、旅行ばっかりしていた頃は、捨て猫を見たり、声を聞いたりしたら、
走って逃げていたよなぁー・・・・
だって、旅行ばっかりしているのに、猫を飼うのは絶対無理だったから。
ああ。それにしても。
自分の身勝手で、動物を捨てる人間たちには、
本当に腹がたつ!
許せない思い。
もちろん色々事情があるでしょうよ。
でも、捨てられた後、その子たちはどんな思いをして、
どんな結末を迎えるか、考えないの?
あの、物悲しい捨てられた猫の声を聞きたくない。
こんなことを言ったら、私の友達の何人かは、
一生懸命、保護猫活動をしていて、
彼女たちに怒られるかもしれないけれど、
私は悲しげなそんな猫たちを見ると、
理性が吹っ飛んでしまうのよ。
『そこまで猫たちに感情移入して、どうすんねん?』と言われるけれど。
どうしょうもない。
親子2代の猫バカだからね。
あーあ。ちょっと、だいぶ憂鬱だなぁ・・・・
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猫もうだる暑さの今日この頃。
皆様はいかがお過ごしですか?
私は、もう海しかないと思い立って、近場の海に行ってきました。
よく考えてみれば、もう7月の半ばだというのに、
今年初の海水浴。
なんてこった!と思ったね。
あんなに海が好きで、こんな海に近いところに住んでいるのに、
まだ海に入ってなかったとは・・・・・
とは言っても、
日中は暑すぎるので、
ちょっと太陽の力が弱まった、4時過ぎに海に到着。
徳島市内で、こんな街からすぐ近くなのに、
ビーチはno body.
誰もいなくて、
ちょっとリッチな気分。
まずドボンと海に浸かって、
塩水で全身浄化。
それから裸足で、ずーっと遠くまで、裸足で砂浜を歩いて、
足の裏から大地を吸い取る感じ。
毎日暑いけど、
暑い暑いとダウンばかりもしていられないしね。
ちょっとしたエネルギーチェンジ。
ああ!海はいいなぁー!!
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雨が激しく降ったと思えば、カーッと晴れて、
地面からは湯気のような蒸気が上がる、
梅雨真っ盛りの今日この頃。
うちの眉山の周りでも、植物も、虫も、ムンムンと勢いがすごい。
ふと、台所を見ると、大きなナナフシくんが、ゆっくりと歩くでもなし、
佇んでるし、
庭にお花お切りに行ったら、カマキリくんと目が会うし。
この間までちっちゃかったのに、ずんずんと成長中。
家の中には手のひらくらいの大きなクモがいたりするけど、
こんな生活も悪くないな〜なんて思っていた私。
先月、とうとうムカデに噛まれてしまった。
ムカデも、もちろんたくさんいるけれど、
決して殺さないようにして、
どうしてもどっかに行ってもらわないとダメな時は、
ムカデトングで捕まえて、お家の遠くまで行ってもらってたけど、
迂闊だった・・・・・・
ムカデ事件のことはもう結構たくさんの人に話ししたし、
詳しくは書かないけれど、
相当大きいやつだったせいか、すごく腫れた。
指先をやられたんだけど、手のひら全体が腫れて、
腫れるだけなら良かったけれど、38度も熱は出るは、
肘の内側から、脇の下、果ては、鼠蹊部から、足首まで、
リンパ腺に沿って痛みも続いて、
とうとう怖くなって、病院に行ってお薬をもらってきた。
日頃ステロイドなんて絶対飲まないぞ!と思っていた私ですが、
ムカデに負けて、飲んでしまった。
お薬は普段全然飲まないから、すぐ効くと思っていたけれど、
結構ムカデの毒は強烈で、
お薬を止めてからも、リンパの腫れは続いていたし、
薬の後遺症か、なんとなく、すごく暑くなったり、すごく寒くなったり、と、
更年期的な症状も結構ひどくて、
6月いっぱいはずーっと調子悪かったんだ。
ムカデ事件は結構トラウマになっていて、
しばらくは庭に出るのも嫌だったし、
見えないところに手を突っ込むというようなことも、
恐る恐るで、
でも、少しずつ、心の傷も含めて治りつつあるなぁと思っていた矢先。
紫陽花を取りに行っていて、
今度は両肩、気がついたら、毛虫の毛がついたのか、
ものすごい発疹と痒み。
うーん。続けてこういうことがあると、考えちゃうよね。
『これってどんなメッセージなの?』って。
起こることすべてには、メッセージがあって、必要だから起こる。
と、いつも思っていたけれど、いざいざ自分にそれが起きた時、
どう考えればいい?
複雑な気持ちで、それを意識していたある日、
毎日もう何年も使っている日めくりカレンダーに、
『天地のすべて一切と和解せよ』
と、あった。
うーん、これは大きなヒントだな。
何気なく、この言葉も、もう何回も見ていたけれど、
今回はぐっときた。
今、それを自分に問うているところ。
久しぶりに、裸足になって、庭に出てみる。
力を抜いて、落ち着いて、大地のエネルギーを吸収しよう。
気がつけば、もう今日は七夕。
天のお星様に願います。
世界人類が皆幸せでありますように。
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ここ数ヶ月、落ち着いて家にいることができなくて、
ブログどころか、商品を作るのにも、椅子にお尻を半分引っ掛けて、
みたいな状態が続いていたけれど、
近頃はやっとじっくりと徳島に腰を据えて、ゆったりした生活をしています。
この間、アンバー(琥珀)の一粒を探す用事があって、
久しぶりにアンバーをバーッと広げていたら、いろんなものが出来上がってきたよ。
上の写真2枚はリトアニア産のアンバー。
アンバー好きのインド人から買いました。
ちょうどその日も『明日からリトアニアに行くんだよ』と嬉しそうにしてた。
なんとなく、そのフィーリングはよくわかるなぁー。
もちろん商品を探すための仕入れなんだけど、
石好きにとってはワクワクする作業。
どんな石に出会えるかなって。
そして、いいものが見つかると、嬉しくって、損得勘定なんて消えてしまう・・・
これはやっぱりその時に彼から買った、ラフにカットしただけのアンバー。
こんなにたくさん買うつもりじゃなかったけれど、
ポリッシュしたらどんなふうになるんだろう〜とワクワク感いっぱいで、
たくさん買ってしまった。
結構高くついたけれど、やっぱりその瞬間は損得勘定はスパッと抜けるんだよね。
で、それをまた別の石屋に持って行って、スライスしたり、カットしたり、ポリッシュしたり。
その石屋さんにとっては、こんな変な色のアンバーは大して魅力がなかったと見えて、
あんまり真剣にポリッシュしてくれなかった。
宝石的価値は確かに低いよねぇ、琥珀色じゃないし、透明じゃないし。
で、またまたそれを店に持ち帰って、お店のみゆきちゃんや、
アンバー好きのお客さんまで巻き込んで、
必死に磨いて、磨いて、
こんな風になりました。
昔、白っぽいアンバーのリングをしているお客様がいて、すごく素敵だった。
しかも私の知っている男の子が作ったリングで、
『白いアンバーって珍しいのよ』って教えてくれた。
その時から欲しいなーって思ってたから、これは自分のサイズで作ろうと思ってオーダーしたけれど、
仕上がってきたら、ぜんぜん違うサイズで、私の人差し指にはぜんぜん小さかった。
ちなみに、サイズは12です。
この石も、上下とも一つからスライスにしたもの。
スライスされたのを見て、その時からイアリングにしようと思ってた。
大ぶりのイアリングは大好きだけど、重いのが石屋さんのジレンマ。
でも、アンバーはとっても軽いからね。
この石は裏側もとっても素敵で、私は裏の方が好き。
裏側の写真撮るの忘れちゃったけど、
このトレイの下の段の一番左側2枚がその裏側です。
アンバーというと、琥珀色のウイスキーのような色が一般的だけど、
私はミルキーな色のアンバーが好き。
こんな色の明るいミルキーアンバー。
でも、そんな簡単には見つからないし、世の中には偽物も本当にたくさんあるからね。
で、とうとう、もう20年も前に買った全くラフのアンバーを、
ジャイプールにまで持って行って、カットしてもらいました。
『とうとう朝子は石のカットにまで手を出し始めた?!』と笑われたけど、
そして、カットしてみたら、外から見えない中側はそんないい色ではなかったけれど、
でも、
その瞬間はワクワクするのよねー!
大昔、太古の時代の樹液が、長い長い時間をかけて石化したアンバー。
触ると、優しくて、しっとりしていて、ちょっと擦ると、いい匂いがする。
つけているだけで、気持ちよくて、なんとなく気持ちが落ち着いてくる感じ。
パワーストーン辞典によると、アンバーの働きは、
木が二酸化炭素を取り込んで酸素に変えるように、
つけている人にとって有害なものが入ってきても、
それをその人にとっていいものに変換する働きがあるんだって。
これはメキシコ産のアンバー。
ジェラシックパークの時代に思いを馳せて、
アンバー好きはしばらく止みそうにないなぁ。
写真上から
アンバーブレスレット ¥15,500
アンバーとオールドシルバーピアス ¥5,500
アンバーピアス ¥9,500
ミルキーアンバーペンダント ¥4,000
ミルキーアンバーピアス ¥4,500
メキシカンアンバーピアス ¥4,000
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さて、春一番のビッグイベントの、
四天王寺さんの彼岸会も無事終わって、
やっと徳島のお家の春を満喫できるようになりました。
四天王寺に来ていただいた皆様、大変ありがとうございました。
半年に一度づつお会いできる方々とも、ちゃんとお会いできて、
よかった。
帰ってきたら、庭の球根植物が一斉に花を咲かせていて、
うれしい!素晴らしい!
春だ!!!
ヒヤシンスは毎年だんだんしょぼくなるものの、いい匂いの花が満開だし、
毎年、咲くまで忘れているけれど、
こんな大きなラッパスイセンも、突然地中から現れた感じで咲いている。
こんな可憐な、スズランのような、名前の知らない可愛い花も咲いています。
本当に球根植物の律儀さには、
頭がさがる。
毎年毎年、律儀に咲いてくれて、
ありがとう。
四天王寺さんで大阪にいる間は、やっぱり外食が毎日なので、
(それでも、初めのうちは、なんとかおにぎりと卵焼きだけはお弁当に持って行っていたけれど)
お家の、自分で作った食べ物が恋しくて、恋しくて、
やっとお家ご飯が食べられるようになったら、食欲が全開して、
なんか太ってきたな。
日曜日には、やっと日曜市で、
『我が家の百貨店』とも言えるお店で、一週間分の野菜をゲットしてきました!
このファンキーなおっちゃんを見よ!
この人と、今日はいなかったけれど、
『おじいちゃんが作ってる野菜を売りにきてんねん』というお姉ちゃん二人。
完全無農薬で、野菜以外にも、
たまには手作りのこんにゃくとか、豆腐とか、
気ままに作ったものを売っているこのお店。
本当は毎週ここにきて野菜を買いたいんだけれど、
寒かったし、インド行ってたし、大阪にいることもあるし、で
なかなか毎週これなくて、ここだけの野菜で生活することは難しいけれど、
やっぱり、無農薬がいいわ。
そのほかに、おばあちゃん夫婦が作っている豆腐屋で、これまた、
あげや、豆乳や、豆腐などを買いだめ。
大荷物を持って帰り際、鳴門の漁師さんから、山盛りのムール貝を買った。
一度フランスで、カフェで隣り合ったフランス人が、あまりに大量にムール貝を食べているのを見て、
それで気持ち悪くなって、
それからムール貝が嫌いになったのだけど、
一袋300円というあまりの安さに、そして、次は『冬までは来んよ』の一言に負けて、
買ってしまった。
300円のムール貝、この写真の倍以上の量だった。
フランス人になった気分で、各自どんぶり一杯ぶん食べました。
お家の料理も久しぶりだから、毎日、毎日、
和食に、タイ料理に、イタリアンに、インド料理にと、
スローフードを楽しんでいます。
来週からは、本格的に、『桜の通り抜け』のために、
また商品を作る作業に没頭しなくてはならないから、
今週はお家を満喫するんだ!
猫ちゃんズも、しばらくお留守番だったから、
私が1日うちにいるのが嬉しくて、どこにいても追てくる。
寒いけれど、やっぱり春。
日差しがあると暖かいから、日向ぼっこも全開中。
でも、ジュレちゃん、そんな、野良猫みたいにチリトリで砂浴されて、
お家の中に入ってこられても、大変迷惑なんだけど・・・・
ああ、春がうれしい・・・
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やっと眉山に帰ってきたー!
日常に猫や鳥やチョウチョや、そんなものがいつも見えるだけで、
心の中はだいぶホッとする。
少なくとも私にはそんなものが大事だ。
昨日は、買ったリングの具合が悪くて、
バンコックでニューロードと呼ばれる、チャロンクルン地区まで行ってきた。
できることなら行きたくない地区。
車はいつも慢性的に混んでいるし、
道が突然何回も一方通行になったりして、
いつもどこを走っているかわからないし。
このニューロード沿いで有名なのは、チャイナタウン、
それから、サファイアやルビーなどの岩いる宝石を扱うエリア。
もちろん銀行の本店とか、大企業のオフィスなんかが並ぶエリアだ。
バンコックはとても広くて、東京みたいに核がなく、
あのエリア、このエリア、とそれぞれにとても栄えている。
私がいる王宮周辺はまだ古い建物がだいぶ残っているし、
高層の高級アパートメントなんかもないので、
本当に庶民の街って感じでホッとするところ。
そのチャルンクルンでの用事もあっけなくすぐ終わり、
(行くのに40分以上もかかったのに)
もう残り時間も少ないバンコックを、
帰りはいつもトゥクトゥクに乗るところ、ぶらぶらと歩いてきた。
タイは一度も植民地になったこともなく、
独特なタイ風の建物なんだけど、
私にはなんとなくコロニアルに感じてしまう。
そう思うのは建物の色が明るいせいかな?
太陽の日差しが強いと、明るい色が似合うね。
街の建物を眺めて歩くのは好き。
道の通りのうちは大抵が長屋風になっていて、
1階はお店やさん、2階が住居というのが一般的。
ニューロードあたりはやっぱり高層ビルや、新しい建物が多いので、
そして圧倒的に緑が少ないから、
余計に息が詰まりそうな感じ。
歩いていると、歩道にこんな大きなババツリーがあったりしてね。
思わず木に触れさせてもらって、リチャージする。
こんな、建物に直接リリーフしてあるのなんて、みんな手仕事なんだろうな。
人間の手の仕事のあとが残っている建物はなんとなくホッとするね。
さて、美しい夕焼けを見たら、
そろそろバンコックを去る時が来た。
昔は帰りたくなくて、ちょっと悲しい気持ちになったものだけど、
今は正直もう帰りたい気分。
うちの可愛い子たち、ちゃんとお利口さんにして待っていてくれるかな。
もう直ぐ会えるね。
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タイランドに帰って来たら、
ああ暑いのがやっぱりいいな、と思い知る。
今年はちょっとインドに行くのが早かったのか、
夏が来るのがちょっと遅れていたのか、
まだ結構寒い思いをしていたから、なおさらだ。
寒いとやっぱりダメね。
いくらインドが好きと言っても、石の建物のインドでは、
寒いと、ひたひたと、寒い。
だから帰って来て、正直ホッと、嬉しくもあったのだ。
日差しは強いけれど、乾期でジメジメしていなくて、
タイランドは今がベストシーズン。
それでも、インドの乾燥した地帯から帰ってくると、
何もかもがみずみずしく感じるし、
木々も輝いていて美しい。
(インドでは木も人も建物も、土埃のベールに覆われているからね。)
今回は、インドに行く前も、帰ってきてからもこの部屋。
いつもの「私の部屋」は、
やっぱり彼らも「私の部屋」と思っているフランス人のカップルに先を越されたので、
お譲りして、私は独り身の手軽さで、
この庭の真上にあるような、明るい、小さい部屋に滞在してる。
窓からは全面緑が見えて、気持ちいい。
贅沢だけど、『窓を開けたら緑』という環境で、
もう長く暮らしているから、
これだけは絶対外せない条件なのだ。
日本では春一番、春二番くらいまで吹いたと聞いた。
南からの温かい風はウキウキするよね。
ああ楽しみだな。
日本の春が待ち遠しい。
小さいけれど、あの眉山の「窓を開けたら緑」がいっぱいのお家が、
そろそろ恋しくなってきた。
そうそう、お知らせが遅くなって、恐縮ですが、
徳島のシルバームーンのお店は、
今週の月曜日20日から、28日まで、リフレッシュ休暇で、お休みしています。
それに、四天王寺さんも恒例の2月はお休みです。
春、新たな品々とともにみなさんをお迎えするために、
リフレッシュいたします。
また3月1日からは平常通り営業するので、
みなさま、今しばらくお待ちくださいね。
新しい商品もたくさん入ってきていまーす ♪
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なぜか、旅先でいつも鮮明な夢を見る。
特にインド。
ジャイプールとかプシュカルとか。
プシュカルはヒンディの聖地だし、ジャイプールでも一日に何回も、
近所のモスクから大音響でお祈りの始まりの音がする場所にホテルがある。
付き合う人たちはヒンディであれ、モスレムであれ、
とても敬虔な信者たちばかり。
周りの空気が祈りのエネルギーに満ちているから、そのせいなのかしら?
よくわからないけど・・・
母が亡くなった後は、何年か、母の夢ばかり見ていた。
夢は鮮明で、ちょっと夢とは思えないくらいリアルなの。
そして起きて、何時間経っても、次の日になっても覚えている夢。
夢でも会えて嬉しかったし、何かメッセージを受け取っている感じがしていた。
母も亡くなってもう6年。
最近はあまり出てこなくなったけど、
この頃しょっちゅう現れるのは、去年亡くなった私の親友。
35年以上の付き合いだった。
とっても仲が良かった。
彼女が結婚して、四国に帰った(その当時私はまだ大阪に住んでた)後も、
しょっちゅう電話しあっていたし、
小さかった子供を連れてよく大阪の私のアパートにも遊びに来た。
その後私が四国に引っ越してからも、徳島県と愛媛県でそう近くはないんだけど、
よく行き来していたな。
そして、二人の子供が無事学校を卒業して、彼女が仕事をリタイアしてからは、
毎日のように電話してたな。まるで女学生みたいに。
彼女とは、そうね、なんでも話せる唯一の人だった。
だけど、亡くなる3年くらい前から、何か疎遠になってしまって、
というか、一方的に避けられていて(と、私は感じていた。)、
私は失恋でもしたかのように、苦しんだものだった。
彼女が末期の癌と聞いたのは、もう亡くなる半年くらい前で、
それでも初めの3ヶ月くらいは、人づてに元気らしいと聞いて、
会いたいと思いながら会うこともできなかった。
だけど、もしかしたら、彼女死んじゃうかも? と思い出したら怖くなって、
それから会いに行ったっけ。
でも、もう完全に遅くてね。
アレヨアレヨと言う間に亡くなってしまった。
まだ話さなくてはいけないこと、二人の間で解決しなくてはいけないこと、
たくさんあったのに、結局何も話せないまま。
彼女が逝ってしまってから、彼女のことを考えない日は一日もなかったけれど、
決して夢に出てくることはなかった。
でも、ここにきて、立て続けに登場してくれる。
前と変わらない元気な姿でね。
そして、いっつも問題を提起して帰っていく。
この間も鮮明な夢を見た日の朝に、彼女の娘からメールが来た。
『昨日朝ちゃんの夢を見たから、どうしてるかと思って。』って。
何か、完全にシンクロしてるな。
彼女の写真を見るたびに、
『ああ、この人はこの写真のまま歳を取らずに、私だけが歳をとっていくんだな』
と思う。
なんでこんな話を思い出したかというと、
この仕入れの旅先で出会う人たちを見て、ああ、みんな歳をとったなぁと、
最近特に思うから。
最初の写真はいつも行くCafe に飾ってあった写真。
多分Cafeができた当時の写真。
私が行きだしたのは多分この10年くらい後からだと思うけど、
左から3番目のにいちゃんがここのオーナーだけど、
今はでっぷりお腹が出て、頭も相当薄くなって、今度娘が結婚するという。
このおじちゃんは(今年は特におじちゃんと思ったけど)
いつもの両替屋。
もう20年の付き合いだけど、頭はめっきり白髪になって、
(それはこちらも同じ)
老眼鏡かけてたりするから(それもこちらも同じく)
めっきり老けたなーと思った。
ちなみに、このおじちゃんの向かって左側にある写真に若かりし頃の彼が写っている。
めっきり老けたなーと思うのは、多分相手も一緒なんだろうな。
こちらがびっくりしてるのと同じように、向こうもびっくりしてるんだろうな。
・・・・・と思っていたら、死んだ人はもうそれ以上歳を取らないのか、とふと思った。
きっと死んだ時と同じままの顔を見ながら、私はどんどん歳をとっていくんだなーって。
そして、夢に出てくるときにも、死んだ時と同じままで出てくるんだなーって、
そう考えたらふと切なくなった。
ああ人生なんて、ほんの一瞬の出来事ね。
風のように時間は早く過ぎていって、
また魂に帰っていくのね。
と、なぜか今日はしみじみと思う。
去年は親しい人がずいぶん亡くなった。
もう50もだいぶ過ぎたから、これからはどんどんそういうことが起こるんだろうな。
つい最近も古い友人が亡くなったと連絡があった。
さて、残された者、どういう風に生きていく?
いつまでかはわからないけれど、私の残された時間、
死んだ人たちを思うと、無為には過ごせないな。
それが若くして死んだ人たちの大きなメッセージの一つだと思うの。
私のかーこが言ってる気がする。
「自分の心がやりたいと思ったことは、今すぐするのよ!』と。
やりたいことを全速力でやり尽くして、速く駆け抜けて行った友よ。
あなたのメッセージ、深く心に刻んでいるよ。
死んでからもお尻を叩いてくれて、ありがとうね。
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昨日ジャイプールからデリーに帰ってきた後、
ぶっ倒れて、ホテルで約18時間くらい寝ていた。
ちょっとお腹もおかしいな、体も疲れてるなと思っていたけれど、
何しろインドでは最終局面はすごくテンションも上がって、忙しいのだ。
オーダーした商品の細かい打ち合わせ、お金の話、支払い・・・
最後にいっぺんに来るからね。
毎日8時には起きて、夜2時ごろに寝るみたいな、
まるで日本のような生活が続いていたここ数日。
おまけにジャイプール最後の夜、一年ぶりの友達に会って、ガールトーク爆発で、
Anokhiのキャロットケーキを夜中の1時ごろまで食べて話してたりしてた。
朝予約したタクシーは6時半。
寝坊したらどうしようと思って、結局ほとんど眠れず、
おまけに、横になっている間、お腹はゴロゴロと鳴り続けていた。
やばい!
明日はタクシーで6時間の移動なのに・・・
と心配するから余計に眠れなくてね。
タクシーはいつものパバンさんで、気を使うこともなく、爆睡していたけど、
途中で寄った朝ごはんが悪かった。
インド人率99%のドライブインで食べたのは、
アルパラータ(チャパティにジャガイモが練りこんである)とチャイ。
だいたいお腹がゴロゴロ言っている時にチャイは絶対に禁物。
しかも空腹時には特にね。
ホテルに入った途端、安心してか、ゴロンとなった途端、
お腹のゴロゴロが爆発して、
胃もお腹も痛いし、おトイレに行っても超水溶性だし・・・やばい。
電話するのも動くのも億劫だけど、とりあえずフロントに電話して、
ORCという、水に溶かして飲む、下痢の時のお薬
(薬というか、失われたミネラルなんかを補給するみたいなもの)、
とか、トイレットペーパーとか、水とか、生活に必要なものを買ってきてもらう。
それから、寝て、寝て、寝て、
よくもこんなにねれるもんだな、と思うほど寝た。
脳と体はよくわかっていて、
とっぷりと寝れるのはこの日しかなかったのだ。
よく寝たおかげか、朝起きたら、とりあえず、お腹のゴロゴロは止まっているし、
パンパンに張っていたお腹もぺっちゃんこ。
昨日はそのドライブインのパラータを半分とチャイ一杯しか食べなかったからな。
あーあ。
インドも残すところ一日だけど、
なんか美味しいものでもゆっくり食べて、という楽しみは、これで無くなったな。
まだ少しお腹に不安があるから、移動の前には恐ろしくて、あんまり食べられない。
しかも、久しぶりに今朝食べたのは、これ。
バナナポリッジ。
ポリッジとはオーツ麦のおかゆのようなもの。
あんまり美味しそうに見えないね。
しかも、バナナ入れるの忘れて持ってきた!
せめて、私が食べていた料理の写真でも見て、インド料理を楽しみましょう。
これはこれはちゃんとしたレストランでのインド料理。
黒く見えるのはオクラのカレー。左はジャガイモとジャックフルーツのカレー。
それにボイルドヴェジタブル。
ここでは珍しく、氷の入ったアイスティーが飲める。
これはデリーの定番。すぐ隣のカトマンドゥカフェのヴェジモモ。
Anokhi cafeのコーンフリッターとザクロジュース。
日本では、こんなぷりぷりのコーンは、ほとんど遺伝子組み換えと思って、
絶対食べない。
だから、ここでは安心して、コーンを楽しむ。
これはインドでも多分この店でしか多分食べれない、ヴェジタブルチャオ麺。
通称マギーチャオメン。(インドでマギーといえばインスタントラーメンの事)
たまに食べるととってもおいしい。もちろんカレー味。
これはshatabdhi expressという、新幹線みたいな電車の豪華な食事の一部。
晩御飯の前には、まずトマトスープが出てきて、次にチャパティもついているカレーとなる。
このあとアイスクリームもでる。
食事は料金込みだから、全員に出てくるよ。
これはそこらの安い食堂のターリー。
だいたい120ルピー(230円くらい?)くらい。
でも、ダルとカレーとチャパティはなくなるとおかわりを何回でも持ってきてくれる。
ああ、愛すべきインド料理。
たまにお腹が爆発する恐怖があるけどね。
それがまたやめられない・・・・?!
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